寺島家への道!!

子どもの成長と家族の成長をつらつらと

探していたCD 長文覚悟!

2009年08月05日 23時03分13秒 | 2009年8月

 83 先日、レンタルビデオ屋に、息子の為にと『ダイナソー』を借りに行った時、探していたサントラがあるのに気が付いた。

 学生時代、オーディオタイマーをセットして毎朝このテープで起きていたのを思い出した。

 この映画音楽の金管の重厚な響きが好きなのだ。

 しかし実は映画そのものは1作目の方が好きだ。

   

 学生の頃、深夜に放送した1作目を見て、1人部屋で泣いた覚えがある。

 大佐に説得される主人公ジョン・ランボーの叫び。

何も終わっちゃいねえ! 何も! 言葉だけじゃ終わらねえんだよ!
俺の戦争じゃなかった、あんたにやれって言われたんだ!
俺は勝つためにベストを尽くした。だが誰かがそれを邪魔した!
シャバに戻ってみると、空港に蛆虫どもがぞろぞろいて抗議しやがるんだ!
俺のこと赤ん坊殺したとかなんとか言いたい放題だ。やつらに何が言えるんだ!
奴等はなんだ!俺と同じあっちにいてあの思いをして喚いてんのか!俺にはシャバの人 生なんか空っぽだ!

戦場じゃ礼節ってもんがあった。助け合い支えあっていた。ここじゃ何もねえ…
あっちじゃヘリも飛ばした。戦車にも乗れたよ! 100万もする武器を自由に使えた!
それが国に戻ってみれば、駐車場の係員にもなれないんだ!!
畜生…みんなどこ行ったんだ…クソ…
空軍にも友達がいた。みんないい奴だった。あっちじゃ友達はごまんといた。
それなのにどうだ? ここには何もねえ…

・・・・・・・リアルすぎるので一部自粛・・・・・・・・・・

あれが頭にこびりついてる。もう7年にもなるのに…毎日思い出すんだ…
目が覚めて、どこにいるのか分かんねえ時もある。誰とも喋れねえ…時には一日…一週間も…忘れられねえ…あれが…

  2作目はアクション活劇の要素が強かった。しかし1作目は、戦場では英雄とまで言われた男が、本国に帰ってみると誰からも必要とされず、むしろ疎まれ邪魔者のような扱いしかされないと言う、ヒューマンドラマ・苦悩を描いている。

 この1作目 『 First Blood 』(どちらが先に仕掛けたのか?と言う意味だそうだ) がアクション大作と紹介されるのは、もの凄く抵抗がある。

 1作目も、スタローンのスタントマン無しのアクションが話題を呼んだけど(僕が14歳の頃だ)、本質は何故ランボーが暴れなければならなかったのか?という点だろう。

 原作の『First Blood(邦題:1人だけの軍隊)』と違うラストシーンだが、ラストの大佐とのやり取りがまた涙を誘う。

 トラウトマン大佐の「何が望みだ?」という問いに対して、
 「俺たちが故郷(くに)を愛したように、故郷も俺たちを、愛してほしい」

   

 ベトナムで、このシリーズの根本となるベトナム戦争の爪痕をいくつか見たけど、やはり戦争は絶対に起こしてはいけない。

 そのためにもこの映画は、加害者もまた被害者となる、結局被害者しか残らないという、戦争の傷を訴えたかったのではないのかな。

 

 でも妻はスタローンの事が嫌いです。

 ちなみにイーストウッドも好きではないそうだ ・ ・ ・

IT'S A LONG ROAD (主題歌和訳) より

独り行く君に それは長い道        夢も打ち砕かれる厳しさだ

新しい街でも 君は失望するだけ     心の安らぎなど どこにもない

君のすぐ近くに 戦いが迫っている    その戦いで君は 殺されるだろう

だから長い道のりを 君は行くしかない   どこかに 落ち着く場所が

気ままに 過ごせる場所が         見つかればいいと 希望を持ちながら

踏み出す一歩は ほんの始まり      心の痛みに 足も重い

だれか味方は 待っていないのか     道はあくまでも長く 険しいのだから

生き延びるには どうすればいい      戦いを挑まれれば 避けては通れない

昼も夜も 油断はできない          君のすぐ近くに 戦いが迫っている

その戦いで君は 殺されるだろう      君の行く道は 長いから

踏み出す一歩は ほんの始まり      心の痛みに 足も重い    

だれか味方は 待っていないのか     君の行く手は遠い

それは長い道だよ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする