植物たちへの感謝をことばにする、
できるだけうつくしいことばで。
(早乙女葛)アカネ科。
原産地 日本、 東アジア。
普通の、日々の暮らしのなかで、
植物を表現する日本語として、
僕がこの花の名前に感じた違和感は、
ここみんなの花図鑑のみならず、
ずっと以前から多くの人たちに共有されてきたことです。
古からの別名には、
ヤイトバナ(灸花)~灸をすえているようすや、
花の中心の姿形をお灸の痕に見立てた。
サオトメバナ(早乙女花)・サオトメカズラ(早乙女葛)。
~早乙女の田植え姿や、
早乙女の笠やかんざしに見立て。
また、葉に光沢がある以外相違がない、
海岸に生えるハマサオトメカズラ(浜早乙女葛)があります。
花を早乙女に例え、姿を表す葛と重ねた、
サオトメカズラ(早乙女葛)。
この美しい花・実にふさわしい、
美しい名前、うつくしい日本語と思います。
標準和名 屁 糞 葛(ヘクソカズラ)。
2017/12/19 撮影。
11月。
10月。
9月。
8月。
7月。
6月。