僕は雪深い節分に生まれた。
初夏がいちばん好きなのに。
そこは、
片側一車線道路のすぐ脇にみえた。
フロントガラス越しに、緩やかな山の斜面がまるで雪化粧のよう。
すぐにそれと分かってドキドキ・・・。
車から降りて、斜面を数歩のぼったら・・
この世のものとは思えない光景。
白昼夢・・?
石灰岩地を好むセツブンソウにとって、
セメント産業で有名な秩父の山間は理想的な自生地。
(節分草)キンポウゲ科セツブンソウ属。
日本固有種。
花期、2-4月。花径、2~2.5cmくらい。
花びらにみえるのはガク。
高さ10-30cm。
名の由来、花期が節分のころ、から。
希少植物。
有名な自生地は、埼玉県秩父郡小鹿野町、
栃木県栃木市(星野の里)、広島県庄原市(総領地域)。
2018/3/12 撮影。