大鉢に10種くらいが一緒に。
見える葉は野ばらとバラのものが主。
ツボミがみえてるから、
もうすぐ初夏の花の森に♪
(源平小菊)キク科ムカシヨモギ属。常緑多年草。
原産地は北アメリカ。明治末期または、戦後1949年ころに渡来の説。
関東以西に野生化。
花径2cmくらい。草丈、20cmくらい。
花期、2~12月(一般的には4~11月)。
花の色は時間が経つにつれてピンクに変化。源平の由来。
受粉適正時期を色で知らせる説。
別名をペラペラヨメナ(ぺらぺら嫁菜)。
嫁菜の由来、摘み草は嫁の仕事であった説、、
良い菜の意で「よめな(吉菜)」とする説、
「よめ」は姫の意で、花が小さくかわいらしいことからとする説など。
ペラペラは薄い葉の様子。
アーカイブ。
2月中旬。
6月初め。
10月下旬。
サオトメカズラ
さぁ、目覚めました。
もうあっという間にあちこち絡み始め大変。
巾1cmの側溝脇植物園。
一見過酷な環境、しかし実態は異なる。
この下には豊かな水分と養分がある。
40cm先にはゲンノショウコ。
10月初め。
植物たちへの感謝をことばにする、
できるだけうつくしいことばで。
(早乙女葛)アカネ科ヤイトバナ属。
原産地 日本、東アジア。
花冠は長さ約1cm。花期は7〜9月。
実の汁は、しもやけ、あかぎれに薬効。
古からの別名には、
ヤイトバナ(灸花)。
灸をすえているようすや、花の中心の姿形をお灸の痕に見立てた。
サオトメバナ(早乙女花)・サオトメカズラ(早乙女葛)。
早乙女の田植え姿や、早乙女の笠やかんざしに見立て。
また、葉に光沢がある以外ほとんど同じ、
海岸に生えるハマサオトメカズラ(浜早乙女葛)という種も。
花を早乙女に例え、伸びるようすを葛と重ねた、
サオトメカズラ(早乙女葛)。
この美しい花・葉・実にふさわしい、
標準悪名 屁 糞 葛(ヘクソカズラ)。
アーカイブ。
8~9月。