テルミンとJAZZ
テルミンやマトリョミンの話。私、こちろうこと相田康一郎のプロフィールは左メニューバーのCATEGORYを。
 



 テルミンでブログ検索してみると、未だに映画テルミンのことが結構書かれている。
 最初に映画館で観た時は、少しとっちらかった印象であった。楽器そのものに対する興味で映画を観たせいもあるだろう。
 その後しばらくしてDVDを購入し、見返してさらに相当期間経過した。今、頭に残っているのは、あの映画がドキュメンタリーであると同時に、いやそれ以上に、ラブストーリーであったということである。
 テルミン博士とクララの愛は時空を超えている。あれだけ長い時間と場所を隔てた2人の間にはご当人にしかわかりようのない、深いものが流れていた。饒舌なクララと静かに佇むテルミン氏、切なくも暖かい。それが作り物でないことに言いようのない深い感動を覚える。
 今の私にも、テルミンに出会わなければなかったであろうヒトとの出会いがあるが、テルミンの導きに感謝である。

興味深い内容紹介を見つけた。「B級映画」とのカテゴリーにちょっと危ないものを感じつつ読んでみたら、内容はきちんとしたものであった。(2005.1.7)


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