今週末はビーチフェスタのため、いつもの浜辺は大賑わい。
10時過ぎに到着すると、駐車場に入れないという事態だった。
そこで急遽、以前通っていたおとなりの”犬毛海岸”第二駐車場へ移動した。

車を止めると後ろから「つっき~~~っ!!!」の声がする。
こんなところで、こんな時間に知り合いがいるはずがない、と思っていたら
プースケのパパ&ママだった。

そしてプースケが3月に旅立ったことを知った。
つんちゃと同い年の幼馴染だった。
初めて会ったとき、プースケはほとんど歩けなかった。
小さな体に重い障害を負っていたのだ。
飼育を放棄され捨て置かれていた。
プースケままが今にも消えそうだったその命を救った。
脳のホルモン異常からくる多臓器にわたる疾患を東大での手術で乗り越え、
骨格の異常で歩けなかった体を地面を踏んで歩けるまでに回復させ、
地肌が露出していた後ろ半身にふさふさとした被毛が揃うまでになった。
あのプースケがここまで回復するとは正直、思っていなかった。
医学の力とそれにも勝る愛情が、犬自身の生きる力になるのだろうと感じた好例だ。
誰のどんな罪を背負ってそれほどまで体への負担を強いられたのだろうと思うくらい
たくさんの困難と立ち向かわなければならなかったプースケ。
でも、淡々と現実を受け止め世話をしていたパパとママ。
プースケもマイペースのわんこだった。
「頑張った分のご褒美はちゃんとパパとママからもらったよ。」と満足したのか。
家族の愛情に十分応えた12年だったと思う。
プーさん、よく頑張ったね。
プースケぱぱ&ままと分かれて、遊歩道へ向かう途中、
声をかけられたご夫婦は、つんちゃの体重についてニアピン賞だった。
息子さん夫婦がラブラドールを飼っていたのだという。
12~3歳で3年前に亡くなったそうだが、
楽しい思い出をいっぱい聞かせてくれた。
新築の家をボロボロにされながらも、
息子さん夫婦は「犬のお陰で思い切って家を買う決断ができたのだから。」と笑っていたという話、
子供が生まれて、子供の方をサークル内で遊ばせ、
犬は部屋を自由に動き回っていたという話、
その子がおもちゃを取られると、そんなところに置いているからでしょ、
と犬じゃなく子供が叱られていたという話。
どれも楽しそうに話すご夫婦も、その息子さん一家のラブラドールが大好きだったようで、
留守のときは散歩をさせるために遠い家まで通ってあげたという。
聞いていても嬉しくなる話ばかりだった。
今朝はマラソン大会も開かれ、その警備のおじさんともなぜか話が途切れなかった。
話題はやっぱり犬のこと。
おじさんも2頭のシーズーを飼っていたそうで、
2頭とも18年の長寿だったそうだ。
「女房がねえ、大事にしてねぇ。ワタシより大切にされていたよ。」と、
ぼやきと犬への愛情が入り混じった発言だった。

そんな話の最中、通りがかりの女性がつんちゃのへたり込んでいるのを見かけ
「暑いわよねぇ~」と声をかけてきた。
「うちの子は9か月前に亡くなったのよ。」としみじみ。
ビションフリーゼ・12歳だったそうだ。
初めて飼った犬だったから、次のコを迎えるのに迷いがあると言っていた。
きっと前の子と比べると思うから、と。
みんな犬への愛情がいっぱいにあふれるひとばかりだ。
犬への思いは深くこんなにも人の心をとらえて離さない。
ひたすら家族への愛情を持ち続ける犬に、呼応する心を持てない人がいるのが不思議なくらい。。。
夕方、母が買い物帰りにトム母さんと行き会った。
「つっきー全然会わないけど、どうしてるの?みんな心配してるよ。」と言っていたと。
すっかり心配されるシニアになっているつんちゃ。
一緒にいればいるほど、シニアわんこへの思いの丈は募っていく。
先に行ったわん友に「もうちょっとそっちに居てもよかったかな。。。」と思われるような
シニア・わんダフルライフを送れたらいいね。
つん:いや~此処、久しぶりやんかぁ~。

つん:たまにはこっちもええなぁ。

つん:味の違う草も食べたいしな。

(陰の声:草食動物じゃないんだから、移動してまで草食べなくても・・・。)

つん:こっちの方がおいしいかな~?

つん:あっちの方がおいしいかな~?

つん:いっつもおんなじコースやと、新鮮味なくなるからね。

ヨットハーバーもこちら側から眺めるのは久しぶりのこと。

以前は3つの浜辺を横断して歩いていたのにね。

つん:懐かしいな~。

歩く距離ばかりを気にしなくてもいいか。
こうして大好きな海の風を感じてのんびりするのもお散歩。
日本人は目的がないと歩けない人が多いそうだ。
明治維新で欧米人が入ってくるまで散歩という概念がなかったからだという。
健康のために目標値を決め万歩計をつけて歩くというのはいかにも勤勉な日本人らしい。
つんちゃのお散歩は欧米型、ということにしておこう。

ウィンドサーフィンとは違うゆったりとした動きのヨットが出入りするのをぼけ~~っと眺めていた。

大小・形も様々で、忙しく右に左に体重を移動させ競技の練習をしている人たちもいた。

ヨットには乗ったことがないけれど、
今まで2度、船に乗ったことがあるつんちゃ。

ワタシはすぐに船酔いするのだけれど、犬にも船酔いしやすい体質ってあるのだろうか?

つん:うちは乗り物は「走月」以外は勘弁やで。

(陰の声:カートにも乗りたくないようで・・・。)
つん:”カート酔い”するねん。

10時過ぎに到着すると、駐車場に入れないという事態だった。
そこで急遽、以前通っていたおとなりの”犬毛海岸”第二駐車場へ移動した。

車を止めると後ろから「つっき~~~っ!!!」の声がする。
こんなところで、こんな時間に知り合いがいるはずがない、と思っていたら
プースケのパパ&ママだった。

そしてプースケが3月に旅立ったことを知った。
つんちゃと同い年の幼馴染だった。
初めて会ったとき、プースケはほとんど歩けなかった。
小さな体に重い障害を負っていたのだ。
飼育を放棄され捨て置かれていた。
プースケままが今にも消えそうだったその命を救った。
脳のホルモン異常からくる多臓器にわたる疾患を東大での手術で乗り越え、
骨格の異常で歩けなかった体を地面を踏んで歩けるまでに回復させ、
地肌が露出していた後ろ半身にふさふさとした被毛が揃うまでになった。
あのプースケがここまで回復するとは正直、思っていなかった。
医学の力とそれにも勝る愛情が、犬自身の生きる力になるのだろうと感じた好例だ。
誰のどんな罪を背負ってそれほどまで体への負担を強いられたのだろうと思うくらい
たくさんの困難と立ち向かわなければならなかったプースケ。
でも、淡々と現実を受け止め世話をしていたパパとママ。
プースケもマイペースのわんこだった。
「頑張った分のご褒美はちゃんとパパとママからもらったよ。」と満足したのか。
家族の愛情に十分応えた12年だったと思う。
プーさん、よく頑張ったね。
プースケぱぱ&ままと分かれて、遊歩道へ向かう途中、
声をかけられたご夫婦は、つんちゃの体重についてニアピン賞だった。
息子さん夫婦がラブラドールを飼っていたのだという。
12~3歳で3年前に亡くなったそうだが、
楽しい思い出をいっぱい聞かせてくれた。
新築の家をボロボロにされながらも、
息子さん夫婦は「犬のお陰で思い切って家を買う決断ができたのだから。」と笑っていたという話、
子供が生まれて、子供の方をサークル内で遊ばせ、
犬は部屋を自由に動き回っていたという話、
その子がおもちゃを取られると、そんなところに置いているからでしょ、
と犬じゃなく子供が叱られていたという話。
どれも楽しそうに話すご夫婦も、その息子さん一家のラブラドールが大好きだったようで、
留守のときは散歩をさせるために遠い家まで通ってあげたという。
聞いていても嬉しくなる話ばかりだった。
今朝はマラソン大会も開かれ、その警備のおじさんともなぜか話が途切れなかった。
話題はやっぱり犬のこと。
おじさんも2頭のシーズーを飼っていたそうで、
2頭とも18年の長寿だったそうだ。
「女房がねえ、大事にしてねぇ。ワタシより大切にされていたよ。」と、
ぼやきと犬への愛情が入り混じった発言だった。

そんな話の最中、通りがかりの女性がつんちゃのへたり込んでいるのを見かけ
「暑いわよねぇ~」と声をかけてきた。
「うちの子は9か月前に亡くなったのよ。」としみじみ。
ビションフリーゼ・12歳だったそうだ。
初めて飼った犬だったから、次のコを迎えるのに迷いがあると言っていた。
きっと前の子と比べると思うから、と。
みんな犬への愛情がいっぱいにあふれるひとばかりだ。
犬への思いは深くこんなにも人の心をとらえて離さない。
ひたすら家族への愛情を持ち続ける犬に、呼応する心を持てない人がいるのが不思議なくらい。。。
夕方、母が買い物帰りにトム母さんと行き会った。
「つっきー全然会わないけど、どうしてるの?みんな心配してるよ。」と言っていたと。
すっかり心配されるシニアになっているつんちゃ。
一緒にいればいるほど、シニアわんこへの思いの丈は募っていく。
先に行ったわん友に「もうちょっとそっちに居てもよかったかな。。。」と思われるような
シニア・わんダフルライフを送れたらいいね。
つん:いや~此処、久しぶりやんかぁ~。

つん:たまにはこっちもええなぁ。

つん:味の違う草も食べたいしな。

(陰の声:草食動物じゃないんだから、移動してまで草食べなくても・・・。)

つん:こっちの方がおいしいかな~?

つん:あっちの方がおいしいかな~?

つん:いっつもおんなじコースやと、新鮮味なくなるからね。

ヨットハーバーもこちら側から眺めるのは久しぶりのこと。

以前は3つの浜辺を横断して歩いていたのにね。

つん:懐かしいな~。

歩く距離ばかりを気にしなくてもいいか。
こうして大好きな海の風を感じてのんびりするのもお散歩。
日本人は目的がないと歩けない人が多いそうだ。
明治維新で欧米人が入ってくるまで散歩という概念がなかったからだという。
健康のために目標値を決め万歩計をつけて歩くというのはいかにも勤勉な日本人らしい。
つんちゃのお散歩は欧米型、ということにしておこう。

ウィンドサーフィンとは違うゆったりとした動きのヨットが出入りするのをぼけ~~っと眺めていた。

大小・形も様々で、忙しく右に左に体重を移動させ競技の練習をしている人たちもいた。

ヨットには乗ったことがないけれど、
今まで2度、船に乗ったことがあるつんちゃ。

ワタシはすぐに船酔いするのだけれど、犬にも船酔いしやすい体質ってあるのだろうか?

つん:うちは乗り物は「走月」以外は勘弁やで。

(陰の声:カートにも乗りたくないようで・・・。)
つん:”カート酔い”するねん。
