夜汽車

夜更けの妄想が車窓を過ぎる

今朝の閃き、大いなるバビロンとは何か?

2017年07月09日 09時06分08秒 | 日記

黙示録17,18章の記述は次の通り。赤く着色した部分に注意。

17:1 七つの鉢を持てる七人の御使の一人きたり、我に語りて言ふ『來れ、われ多くの水の上に坐する大淫婦の審判を汝に示さん。 【水・・17章15節を参照】

17:2 地の王たちは之と淫をおこなひ、地に住む者らは其の淫行の葡萄酒に醉ひたり』 

【地の王たち・・指導者たち】;【淫行の葡萄酒に酔いたり・・騙された】

17:3 かくてわれ御靈に感じ、御使に携へられて荒野にゆき、緋色の獸に乘れる女を見たり、この獸の體は神を涜す名にて覆はれ、また七つの頭と十の角とあり。 

【緋色の獣・・聖書で緋色とは神に対する反逆の罪を表わす。獣とは人類を獣のように扱う概念・組織、つまり人智による政治】

【神を涜す名・・主権在民、人類がこの地上世界の主権者である、と主張する全ての文言】

【七つの頭と十の角・・七は天的な完全数、十は地的な完全数、両方合わせて人類史の全期間と全地で興った支配・統治権力の全て】

17:4 女は紫色と緋とを著、金・寶石・眞珠にて身を飾り、手には憎むべきものと己が淫行の汚とにて滿ちたる金の酒杯を持ち、 

【この全文は自らを最高位の権力・力と信ずるものの甚だしい驕りを示している】

17:5 額には記されたる名あり。曰く『奧義大なるバビロン、地の淫婦らと憎むべき者との母』 

【バビロンとは人類史の初期に現われた世界の覇権勢力、神なる存在を無視する驕りと繁栄で知られる】
17:6 我この女を見るに、聖徒の血とイエスの證人の血とに醉ひたり。我これを見て大に怪しみたれば、

【聖徒とイエスの證人の血に・・原始キリスト教徒の迫害、魔女裁判、異端審問等々】 

17:7 御使われに言ふ『なにゆゑ怪しむか、我この女と之を乘せたる七つの頭、十の角ある獸との奧義を汝に告げん。 

17:8 なんぢの見し獸は前に有りしも今あらず、後に底なき所より上りて滅亡に往かん、地に住む者にて世の創より其の名を生命の書に記されざる者は、獸の前にありて今あらず、後に來るを見て怪しまん。

【前に有りしも今あらず・・ヨハネの生きていた時代はローマ帝国。その前にあった政治権力はローマと異質のもの、既に廃れて忘れられていた政治権力】

 【後に底なき所より上りて・・これは今の処よく見えない、ただ現在世界がどっぷり浸っているキリスト教由来西欧文明由来ではない、別の思想的背景から登場する政治権力・組織ではないか?】

17:9 智慧の心は茲にあり。七つの頭は女の坐する七つの山なり、また七人の王なり。

【七つの頭、七つの山・・人智による統治の試行錯誤の集大成】 

17:10 五人は既に倒れて一人は今あり、他の一人は未だ來らず、來らば暫時のほど止るべきなり。 
17:11 前にありて今あらぬ獸は第八なり、前の七人より出でたる者にして滅亡に往くなり。 

【第八の野獣・・ものみの塔聖書冊子協会はこれを国連と解説していた。当たっているようでもありそうでないようでも・・】

17:12 汝の見し十の角十人の王にして未だ國を受けざれども、一時のあひだ獸と共に王のごとき權威を受くべし。 

【ここを考えれば或は国連が十の角かもしれない】

17:13 彼らは心を一つにして己が能力と權威とを獸にあたふ。 

【例えば安全保障理事会・・どこかの国を制裁する錦の御旗をここに求める】

17:14 彼らは羔羊と戰はん。而して羔羊かれらに勝ち給ふべし、彼は主の主、王の王なればなり。これと偕なる召されたるもの、選ばれたるもの、忠實なる者も勝を得べし』 

【ここに言う子羊とは言わずと知れた再臨のイエス・キリスト。それは雲に乗って来る、つまり人間の目に見えない、従って戦いを挑みたくても実行できない。よって代理者に向かって牙を剥く。代理者とは誰か?・・日本である。国連を騙る者、或いは国連の下部組織が事あるごとに日本を攻撃するのを我々は見聞している】

17:15 御使また我に言ふ『なんぢの見し水、すなわち淫婦の坐する處は、もろもろの民・群衆・國・國語なり。 

【現在の世界はキリスト教由来の西欧文明に覆われ尽くしている。】
17:16 なんぢの見し十の角と獸とは、かの淫婦を憎み、之をして荒涼ばしめ、裸ならしめ、且その肉を喰ひ、火をもて之を燒き盡さん。

【愛、寛容、異文化容認、多文化共生、多民族共生、グローバリズム等、キリスト教由来教条主義、潜在無意識抑圧偽善、背後に潜む拝金によって欧米は今や内部から崩壊の危機に瀕している。世界中あらゆるところで拝金主義による地球破壊、西欧文明に対する反乱混迷があっている。ポーランド、チェコ、ハンガリーは難民受け入れに従わない旨公言、EUは制裁を科すと言う。これらの全ての原因は20世紀以来世界を席巻したキリスト教由来文明の偽善である。・・小泉八雲が体験して強い印象を持った西欧に毒されていない日本、江戸末期から明治にかけて来日した西欧人の観た彼らの知見とは全く異質の文明の衝撃、そして今、来日する欧州人が嬉々として神社仏閣を訪れ、中には参拝する人々の居る事を思いめぐらせば、現在世界の収拾不可能な混乱を終わらせる為に、今現在世界を覆っているグローバリズムなる美名のもとに総てを破壊する思想を根絶する可能性はある。】

【日本人にもまた、多文化共生、多民族共生社会、グローバリズム等が先進的、開化的、文明的、知的と言う根も葉もない思い込みに踊らされて左翼売国思想に染まる者共が多々ある。結局これらはイエス・キリストの単純明快な救いの言葉を晦渋で一般民衆には了解納得不能な議、屁理屈によって人類を騙したキリスト教に由来する】 

17:17 神は彼らに御旨を行ふことと、心を一つにすることと、神の御言の成就するまで國を獸に與ふることとを思はしめ給ひたればなり。

【神の名を騙って不義を働いたものをその使っている(乗っている)獣そ使って始末させる】 

17:18 なんぢの見し女は地の王たちを宰どる大なる都なり』

 【現代文明とは都市文明である。西欧化、アメリカナイズとは都市化である】
18:1 この後また他の一人の御使の大なる權威を有ちて天より降るを見しに、地はその榮光によりて照されたり。 

18:2 かれ強き聲にて呼はりて言ふ『大なるバビロンは倒れたり、倒れたり、かつ惡魔の住家、もろもろの穢れたる靈の檻、もろもろの穢れたる憎むべき鳥の檻となれり。 

18:3 もろもろの國人はその淫行の憤恚の葡萄酒を飮み、地の王たちは彼と淫をおこなひ、地の商人らは彼の奢の勢力によりて富みたればなり』 

【世界規模の通商、金融、企業経営によって地の商人たちが栄えていることは誰でも知って居る】

18:4 また天より他の聲あるを聞けり。曰く『わが民よ、かれの罪に干らず、彼の苦難を共に受けざらんため、その中を出でよ。 

【キリスト教世界発祥の美辞麗句、思想、信条、行動、言論様式に騙されるな】

18:5 かれの罪は積りて天にいたり、神その不義を憶え給ひたればなり。 
18:6 彼が爲しし如く彼に爲し、その行爲に應じ倍して之を報い、かれが酌み與へし酒杯に倍して之に酌み與へよ。 

18:7 かれが自ら尊びみづから奢りしと同じほどの苦難と悲歎とを之に與へよ。彼は心のうちに「われは女王の位に坐する者にして寡婦にあらず、決して悲歎を見ざるべし」と言ふ。 

18:8 この故に、さまざまの苦難、一日のうちに彼の身にきたらん、即ち死と悲歎と饑饉となり。彼また火にて燒き盡されん、彼を審きたまふ主なる神は強ければなり。 

18:9 彼と淫をおこなひ、彼とともに奢りたる地の王たちは、其の燒かるる煙を見て泣きかつ歎き、 

18:10 その苦難を懼れ、遙に立ちて「禍害なるかな、禍害なるかな、大なる都、堅固なる都バビロンよ、汝の審判は時の間に來れり」と言はん。 
18:11 地の商人かれが爲に泣き悲しまん。今より後その商品を買ふ者なければなり。 

18:12 その商品は金・銀・寶石・眞珠・細布・紫色・絹・緋色および各樣の香木、また象牙のさまざまの器、價貴き木、眞鍮・鐵・蝋石などの各樣の器、 

18:13 また肉桂・香料・香・香油・乳香・葡萄酒・オリブ油・麥粉・麥・牛・羊・馬・車・奴隷および人の靈魂なり。 

18:14 なんぢの靈魂の嗜みたる果物は汝を去り、すべての美味、華美なる物は亡びて汝を離れん、今より後これを見ること無かるべし。 

18:15 これらの物を商ひ、バビロンに由りて富を得たる商人らは、其の苦難を懼れて遙に立ち、泣き悲しみて言はん、 
18:16 「禍害なるかな、禍害なるかな、細布と紫色と緋とを著、金・寶石・眞珠をもて身を飾りたる大なる都、 

18:17 斯ばかり大なる富の時の間に荒涼ばんとは」而して凡ての船長、すべて海をわたる人々、舟子および海によりて生活を爲すもの遙かに立ち、 

18:18 バビロンの燒かるる煙を見て叫び「いづれの都か、この大なる都に比ぶべき」と言はん。 

18:19 彼等また塵をおのが首に被りて泣き悲しみ叫びて「禍害なるかな、禍害なるかな、此の大なる都、その奢によりて海に船を有てる人々の富を得たる都、かく時の間に荒涼ばんとは」と言はん。 

18:20 天よ、聖徒・使徒・預言者よ、この都につきて喜べ、神なんぢらの爲に之を審き給ひたればなり』

【我々が常識と考えている、或は忌み嫌っている観念、多文化共生、多民族共生、等のグローバリズム思想は、或る日突如崩壊する】

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