昔、市川雷蔵扮する渡世人の映画を見た。そこで彼が一夜の宿を借りた侠客の屋敷で夕食を摂るシーンアがあった。メシに何かの汁物、そして大きめの焼き魚があった。彼は魚を丁寧に食べ、その後残った内臓や骨を懐紙にくるんで懐に入れた、びっくりした、それから感動した。汚い物を残さない、それが面倒みてくれた人々への礼儀!
或はこのような世界からの伝統も現代日本に生きているのかもしれない。失ってはならない美風だと思う。
公共のモノは不特定多数が使う。従ってそれを汚さない、壊さない、事が不特定多数、つまりは公共への礼儀である。これが暗黙に解っているのはもしかして日本人だけじゃないか?
或はこのような世界からの伝統も現代日本に生きているのかもしれない。失ってはならない美風だと思う。
公共のモノは不特定多数が使う。従ってそれを汚さない、壊さない、事が不特定多数、つまりは公共への礼儀である。これが暗黙に解っているのはもしかして日本人だけじゃないか?