月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

手伝操縦

2011年02月07日 19時09分35秒 | 仏々相念(住職日記)

速攻で・・・

 

NHKのピタゴラスイッチにでるお手伝いロボ。

お母さんが手に持つ操縦機で子どもを操ります。

いろんなボタンがあるのです、例えば「あ」のボタンを押すと「あ」の付くお手伝いをするのです、アイロンかけとか・・・

 

娘の高校生活も自由登校となっており、登校日以外は毎日家にいます。

身体が鈍るので家事手伝いをしてくれるのです。

一緒にいろんなことができるので坊守も楽しそうにしています。

 

今朝、坊守が嬉しそうに箱を持ちその上を「ポンポン」叩いているのです。

「お手伝いロボ~、お手伝いロボ~、お片づけの『お』」

ノリのいい娘も「ギャハハハハ・・・」と笑いながら手伝っているのです。

そうなんです、坊守が手にしていたのはお手伝いロボを動かす操縦機だったのです。

手元にあった手頃な箱に大仏さんの耳かきアンテナ、ムーミンのメモ帳に「お」の字のボタン。

速攻で作るこの感覚が最高に楽しい・・・

皆、大笑いです。

 

お料理、お洗濯、お片づけ、お買物・・・

坊守の口から出る言葉はきれいなので言葉の始めに「お」がついています。

だから、「お」だけのボタン。

 

大仏さんのアンテナからはどんな電波が流れているのでしょう・・・

「今日という日は一日しかないんで~、だから楽しく過ごしたいね~」ってお料理のお手伝いをしながら話す娘。

そうだね、そうだよね・・・

支え合いながら大切に生きるんだよっておはたらきくださるのでしょうね。

 

がしかしこの操縦機、電池の力が弱いのか、ポンポン叩きながらロボットの側までいかないと受信しません。

「お~い、お~い」って呼び続けながら・・・