いつもなら空港からソウル市内へと、30分ほどで着くのだが、今回は初日清州（チョンジュ）なので、
３時間ほどかかる。
途中のサービスエリアで休息。
コーヒーを飲もうと、「今日のコーヒー」を頼もうとするが、カウンターのお姉さんから、
「今日のコーヒーはまずいから飲まない方が良い」と言われる・・
冬でも必ずあるアイスクリームコーナー
クルミの形をした饅頭？
前回から結構気に入って買っている。
サービスエリアによって味が違うのだが、ここのはなかなか！
左からベティさん、Ayako、あやちゃん、今回前半戦を通訳してくれるあゆみちゃん！
彼女はなんと高校、大学とソフトボールをやっていて、高校時代はあの上野由岐子と一緒のチームだったそうだ！
当時はセンターを守っていて、上野由岐子が投げる時は、球が飛んでこないので、暇だったそう。
くるみ饅頭は、からっと焼き上がったやつが旨い。
もうすぐ清州だ。
Ayakoとあやちゃん（ダブルあやなので、周りのもの皆二人をどう呼び分けるかで悩んでいる）
ちなみに、まだ決定打はない・・・
いよいよ韓国ツアー初日だ。
今回はアコカフェ編成のため、僕、チェロのAyako、ピアノの吉川あや、そしてマネージャーのベティさん４名。
朝６時にスタジオを出発、ベティさん、Ayakoを拾って羽田へと向かう。
６時台だというのに車は多い・・場所によっては渋滞に、
みんな早いなあ・・
綺麗になった羽田空港国際線ターミナルは快適。
成田まで行かなくてすむだけで、かなり楽だ。
飛行機移動の時は、いつもチェロを乗せるのが大変だ。
一席チェロ用に買って乗せるのだが、前後のお客さんの邪魔にならないような席選びに、カウンターの係員とともに頭を悩ませ、
皆さんより先に搭乗し、座席にチェロを縛り付けるのに苦労する。
ヴァイオリンは、国内線はやはり一席買って乗せなければならないが、
国際線は、ブランケット等でぐるぐる巻きにし、枕をクッションに、上の棚に入れる。
僕としては、やはり一席買ってもらえた方がありがたいのだが、こういった荷物の座席券には、
格安チケットが無いため、下手すると人間よりも高い運賃を払うはめになる。
予算のあることだから、上の棚へと乗せるのだ。
金浦へ到着。
プロモーターのシルバートレイン代表Leeさんを始め、スタッフと、いつもの運転手のおじさんが迎えに来てくれている。
今回から入国審査に指紋入力と顔の撮影が加わり、時間がかかること・・・
昼食は空港内のレストランでサムゲタンを！
早速韓国の味を満喫する！
まあ、空港の味だったけどね・・・
いよいよ明日から韓国ツアーなのだった。
八泊するので荷物も多い、一番大きなトランクに詰め込む詰め込む・・
一番重要なのは楽譜だ、ファイルに曲順通りにおさめ、間にMC原稿を入れてゆく。
一日中用意をしていても、必ず何かを忘れてしまうから始末に負えない・・
明日は6時出発だ・・
マネージャーのベティさんは寝ないで来るらしい・・
ガソリンは入れたぞ・・
ああ、寝なきゃ・・
ブログは向こうから更新するつもりなので、よろしく！
ただ、連日コンサートで暇があるのかが問題。
先ほど通訳のたかちゃんから行程表が送られて来た。
見るのが怖い・・
気分はもう機上の人！
旅って、向かうときが一番楽しいんだよねえ・・
韓国ツアーの詳細がやっと分かった。
って明後日からだろう！ そう、相変わらず突っ込みどころ満載のツアーになりそうだ。
2月09日：午後7時30分、清州芸術の殿堂
2月10日：午後8時、城南アートセンター
2月11日：午後5時、城南アートセンター
2月12日：午後7時、大邱文化芸術会館
2月14日：午後7時30分、釜山市民会館
8日にも、ソウル芸術の殿堂で予定されていたのだが、城南アートセンターがソウルからとても近いので、
7月に延期となった。
それでも4日連続のステージは正直かなりヘビーだ・・
8日に韓国入りし、そのまま清州へ移動したり、
11日城南でコンサートを終えた後、その日の内に大邱へ移動するなど、
出来るだけ楽なように計画を練ってはいるのだが・・
体力勝負だなあ・・
初日の清州は、以前、韓国一と言われる舞踊団との、コラボレーションの企画があり、
打ち合わせで訪れた事がある。
そのとき、舞踊団がリハーサルをする「オリンピック記念国民生活館」に隣接する、
芸術の殿堂を見せてもらった。
外観
ここでのコンサートだ！中
ホールの対面にある天主教会
2月の8日から14日にかけて、韓国ツアーが決定した。
昨年10月の韓国公演は、僕のソロだったから、今回は Acoustic Café ピアノトリオの編成での公演となる。
今回のツァーコンセプトは、恋人達が、愛を確認する「バレンタインデー」と決まった。
8日が2500キャパのソウル「芸術の殿堂」コンサートホール。
9日が清州の芸術の殿堂ホール
10.11日は二日連続で城南市のホール。
14日は釜山が予定されている。
今日はこのツアーの為の初リハだった。
Acoustic Caféの演奏は、すべて生楽器での演奏な訳で、
パーカッションやギターが入ったサウンドよりも、逆にダイナミックレンジは広い。
だから、それ用の筋肉の使い方をしなければならず、普段もう少し強い音を必要とするサウンドからすると、
とっても繊細な力の入れ具合を筋肉に思い出させるのに時間がかかる。
今からやってやっと間に合うくらいかなあ・・
でも、とても楽しいひとときだ・・
今回のメンバーは、僕、チェロのAyako、そしてピアニストに吉川あやと決まった！
日本の上空にやってくる頃には、すっかり空も暗くなり、否が応でも帰って来た感が強まる！
間もなく着陸です！
皆さんお疲れさまでした！
今回は、自分のソロで行き、手応えも感じることが出来ました。
みんなのおかげです！
ありがとう！
たかちゃんの前にあるのは、なぜか自分が頼んだメニューではなく、プロモータースタッフの男の子の頼んだトンカツセット。
何故だろう・・
これがたかちゃんの頼んだおすし！
微妙なバランスのネタだなあ・・
たかちゃんとはここで別れ、楽しかった韓国の地を離れ、ようやく機上の人となる。
たかちゃんまたねえ！
ちょうど見えているのは今回泊まっていたカンナム辺り。
河に向かってちょっと突き出している辺りがアックジョンだ。
やがて機体は雲の上へ・・・
さっき食べたのに、機内食もまた食べる！
意外と美味しいのです。
帰国の日は晴れ、
結局韓国に居た10日間のうち、雨だったのは昨日だけ・・・
うーむ・・・
昨日は帰ってから気絶するように寝たおかげで、今日はだいぶ調子を取り戻せている。
金浦までは3時間半の道のり・・
やっぱり遠いよねえ・・・
金浦空港は、インチョンに比べてお店類が何もないのだけれど、ソウル市内からは近い。
成田～インチョンに比べ、羽田～金浦だと、移動の時間が半日近く短縮されるから、
何もなくても、金浦にしてもらうことにしている。
楽しみは、空港の奥にあるシネコン脇のフードコート。
毎回紹介しているが、いろんな料理の屋台が並んでる風で、気に入っている。
今日は面白いメニューに気がついた。
「非ビームそうめん」！ なんだか「おバカSF映画」に出てきそうな名前、実際は「ビビン麺」のことだったかしら？
「火のラクダ丼」これに至ってはちょっとありそうな気もするし、食べてみたい気も・・（実際あったら怖いぞ・・・）
結局はみんな冷麺に
冷麺Pスケ
冷麺彩子
明日はいよいよ帰国する。
今日が最終日、日本から来てくれた皆さんと、合流して打ち上げだ！
僕の左側は亀城さん、向かいの眼鏡が半分見えている方は秋山さん。
遠い所までありがとう！
しかも、大雨・・・
実はこのとき、僕はばてすぎていて具合が悪かった・・
ビールを飲めば、アルコールで良くなるか、と思っていたのだが・・・
2杯飲んでもだめ！
ともかく、頑張って乾杯！
笑顔を作るも、だいぶ酷い・・
関さん 僕 Ayako Pスケ
美味しそうな鳥料理を目の前にして、
く・・食えない・・・
みんなには残ってもらって、僕だけ帰ろうと思ったのだが、
みんなも僕に付き合って帰ると言う・・・
申し訳ないです・・・
日本から来てくれた、緋宮さんや高木さんを始めとする皆さん、お付き合いできずにすいません！！
車窓から・・最後の力を振り絞り、本日最終撮影・・・
月精寺でのMCは、ソウルの時よりも量も多く、ハードルが高い。
でも、お寺での演奏、そして選曲の意味を、どうしても伝えなければ、と思ったし、
たかこさんが、ソウルだけでなく、この月精寺にも通訳として参加してくれたおかげで、
あえていばらの道を選ぶ気になった。
17分のメドレーを終え、いよいよMC・・
ところが、照明も急な移動で仕込みきれていないため、譜面台のMCあんちょこが読めない・・・
バイオリンを置くスペースもないため、
Ayakoにバイオリンを持ってもらい、あんちょこは手に持ち、なんとかしゃべり始める・・・
ソウルからはかなり離れているし、雨も降ってお客さんの数も減った。
かなりアウェイな状況を覚悟していたのだが、曲にも、MCにも、熱い拍手が間髪を入れず、返ってくる。
少し変えた冗談も、とても好意的に反応してくれ、嬉しくなる。
やはり、アンコールで「Last Carnival」をコールした時の歓声と拍手は、至極の喜びを感じた。
来年も、またここで、今度は野外でやってみたいと思った・・・
