ツルノリヒロの生活と推理

アーティスト、ツルノリヒロの気ままな発信基地。

韓国ヒーリングフェスティバル

2013-08-11 19:12:44 | ライブ

11日朝4時起床。

10日は細坪さん京都で、僕だけ日帰りをさせてもらった。

家に帰り着いたのが23時、そこから韓国用の準備をしながら、通訳のたかちゃんに、確認の電話をいれる。

確認とは、今回は僕、宗次郎さん、渡辺雄一さん、三組のアーティストが出演し、

渡辺さん、宗次郎さんが演奏をし、最後に僕の演奏の後、僕だけのアンコールを一曲演ってから、

お二人を呼び込んで、三人のコラボアンコールとして、宗次郎さんの持ち曲、「千と千尋の神隠し」から「いつも何度でも」

を演ることになっていたのだが、

京都へ行く前日になって、三人でやるアンコールに僕の「Hope for Tomorrow」を加えて欲しいと、韓国から連絡があったのだ。

僕はかまわないが、宗次郎さんや渡辺さんは知らない曲だ。

しかも前々日の夜になっての話しだ、三人で演奏するのは難しいと思う、と意見を伝えた。

それでも演って欲しいらしく、楽譜を至急送ってくれと言われる。

一応楽譜と音源を送ったのだが、その後結局どうなったのか、確認の連絡をしたのだった。

宗次郎さんも渡辺さんも、今更難しいのでは・・と言っているらしかったが、まだ結論は出ていなかった・・

 

そんなこんなやり取りがあり、準備をし、寝たのが3時半・・そして4時起床・・

それでも首と肩は、どんどん良くなって来ていて、ほぼ完治!

前日に、朝5時に来てもらうようタクシーを予約していたのだが、4時半の時点で羽田の駐車場を調べると、すべての駐車場が空マーク。

キャンセルの電話を入れ、車で向かうことにする。

羽田の駐車場は安くなったから、タクシー代の2割程で済む・・

今回もギャランティは押さえられているので、経費節減に越したことはない。

 

 

羽田6時20分集合。

やはりみんな眠そう・・

軽く朝食。

最近ずっと大漢航空だったのが、今回は日航。

日航は預け荷物が2個までOKなので助かる。

チェロやバイオリンは機内に持ち込む、バイオリンは毛布で包んで座席上の荷物入れに納めるのだが、チェロはそう言うわけにはいかない、

一席分買い、座席にくくり付けなければならない。

最近の座席は確実に狭くなっている。

その証拠に、以前はチェロのケースがすっぽり入った座席が、肘掛けを上げなければ入らなくなってしまっている。

日航の機内食は、一時もう一つに感じていたのだが、今回は新しく恵比寿の「なすび亭」吉岡英尋シェフの監修による機内食となり、

なかなか美味しくなっていた。

朝、出る前に軽く食べている僕は、すでに3食目である・・・

 

無事金浦空港に着き、通訳のたかちゃんの出迎えを受ける。

40分程遅れて到着するパーカッションの大石君を出迎えてもらうため、ベティーさんとジングァン君を残し、一足先にホールへと向かう。

本来なら、ミキサーの高橋君はなるべく早くホールに入り、準備をするのだが、今回僕らのコンサートの前に、

ジュニアオーケストラの公演が入っていて、17時からしか準備ができないと言うので、早く行っても仕方なくなってしまった・・

実は「まもなく韓国ヒーリングフェスティバル」の回の最後に書いた「えー!」と言う出来事とはこのこと。

3組もアーティストが出演するのに、リハーサルの時間もほとんど取れない・・・日本じゃあり得ないなあ・・・

えっ「谷根千水族館」の時がそうじゃなかったかって?

あの時は出演が僕だけだったから、時間配分のコントロールを自分で出来たから、まだ良かったのだ・・

まあ、今更何を言っても仕方が無い、一応控え室で、三人のアンコールとかの練習は出来るように、14時には入れるらしいので、

諦めて食事をとることにする。

 

食事は美味しかった。

食べたことの無いメニューもあり、新鮮!

ゆっくり食べても

まだまだ時間があるぞ・・・

 

 

 

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二日連続コンサート・・三度目

2013-07-23 02:47:01 | ライブ

ひと月に三度目の土日連続コンサート・・

今回は自分のソロで、しかも場所も編成も曲目も違うという、一番ハードルの高い二日連続だった。

切り替えが大変・・

どうも一日目が終わらないと、二日目のことを考えられないたちらしい、

リハの録音を聴くにも、どうしても二日目よりは初日の分を聴いてしまう・・

初日は、たくさんコラボレーションをさせていただいている、画家の玉神輝美さんコーディネーション、

そして、長く応援していただき、写真展もやらせていただいている、

ギャラリーカフェ華音留のプロデュースで行なわれる「谷根千水族館」スペシャルコンサート、

文京区の「しのばず通りふれあい館」のホールを借り、映像とのコラボを交えたコンサートだった。

 

一応ちゃんとしたホールなので、照明やPAを入れないと成り立たない。

ところが、機材を仕込もうにも、区の施設なので時間に厳しく、開演まで2時間しか無い状態で、機材を搬入、セッティング、調整、

さらにリハーサルまでこなさなければならないのだ。

もっと恐ろしいのは、終演後、完全退出まで1時間しか無いこと・・・・

すべて現状復帰しなければならないのだから大変だ・・

照明は会館の設備でなんとかまかなえる事になったが、PAは2トントラックで機材を運び込むことに・・

そんな時間の無い状態で、映像とのコラボまでやろうと言うのだから、もしかして「無謀」・・と言う思いが頭によぎる。

 

結果?

必死だったので、良くわからないけれど、次の日驢馬駱駝で録音を聴かせてもらったら、かなり良かった。

照明三浦さん、PA高橋君を始めとする、スタッフ皆さんのおかげです!

 

次の日は朝10時半に車でツルスタを出発。

荻窪の、「二人のシェフと三人の音楽家によるコラボレーション」のリーダー、金子哲也氏宅で、大量の食材を積み、

世田谷のギタリスト、永島広氏宅でさらに大量の食材を積む。

そう、今日は食と音楽のコラボレーション、4時間の長丁場の舞台が待っている・・・

 

いつものような詳細レポートはまたの機会に、さらっと紹介するとこんな感じでした!

12時会場入り、セッティングと同時に料理を始める!

いつもお手伝いをお願いしている、青野君は人参擂り・・

我らがAYAKOも大根擂り!

今回はずいぶん慣れたのだろうか・・みんな表情に余裕がうかがえる・・

リーダー金ちゃん

旨そう!

シェフ二人と、やはりいつも参加してもらっている千瑛ちゃん。

今回の写真撮影は後藤さん、なかなかのセンスが光る!

5時から始めるので、最初はまだ明るい。

しだいに暮れて行き、

 

途中、日体大の荒木教授からこの日いただいた、5月にドイツのマンハイムでやったドイツ体操際にゲストで演奏をさせていただいた時のVTRを映す。

ドイツの新聞にもライブが素晴らしかった、と載ったそうで、ドイツまで20数時間かけて行ったかいがあったなと、永島さんと健闘を称え合う。

その流れで、11月の16日17日と、代々木の国立第一体育館で、日本体操際があるのだが、

そこでもゲストとして演奏をさせていただくことが決まった。

僕のサイトから、当日の招待券を出すことが出来るのだが、どのようにするかはもう少し詰めなければならない・・

でも、希望される方はコメントで住所氏名をいただければ予約扱いとさせていただきます。

もちろん公開はされませんから、ご安心を!

です!

 

 

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スリハン一ノ関

2013-06-16 17:07:36 | ライブ

15日、今日はスリーハンサムズの一ノ関公演、みんなは昨日から一ノ関入りしているが、僕は一人本番日入りとなった。

朝9時前に家を出る。

池袋まで行き、丸ノ内線に乗る。

色々試してみたが、東京駅にいくのはこの方法が一番早い。

しかし今日は、赤坂見附駅で発煙騒ぎがあり、池袋~銀座間、荻窪~四谷三丁目間で折り返し運転をしていてダイヤが乱れていたから、少し焦った。

幸い5分遅れぐらいで東京駅に着く。

 

昨日もあまり寝ていなかったから、新幹線の中ではほとんど寝て過ごす。

仙台で乗り換え、一ノ関に到着。

ノースロードの渡辺さんが迎えに来てくれていて、駅からそう遠くない会場へとタクシーで向かった。

 

みんなは昼食をとってから会場入り、昼食、僕の分はテイクアウトをしてくれているらしい。

ありがたく待っていたら、到着したお昼は、なんと、贅沢なウニ丼だった!

お腹がすいていたのと、あまりに美味しそうだったため、写真を撮るのも忘れていただいてしまった。

途中で気がつき、半分程平らげたウニ丼を撮影・・

それがこれ。

気仙沼から今朝あがったウニを使用しているらしい。

お昼からなんと贅沢な・・・美味しかった。

 

ホールはとても演奏し易そうなホール。

リハもうまく行き、楽屋に戻ろうとしたら呼び止められた。

いや、何でも無い・・ と言われ ??と思いながら楽屋に、

楽屋に入ったら、明かりが消えている、そして、目の前にバースデーケーキが!

そうなのです、本日は僕の誕生日・・

とても嬉しいサプライズにびっくり!

しかもスリハンのハッピーバースデーのコーラス付き・・いいでしょ!

ウニからケーキ・・本当に贅沢な・・

ただし、一つ残念な事が・・・

みんなお昼をたっぷりいただいたから、まだお腹がすいていない、

打ち上げでいただく事にして、箱に入れ冷蔵庫にしまってもらい、打ち上げ会場に持って来てもらう事にしたのだが・・

それが失敗・・

連絡が上手くついていなく、主催側のスタッフがいらないのかと思い、片付けの際に、なんとバイトの子にあげてしまった・・

残念・・

せめて写真を見て、食べた気になろう・・

 

コンサートは、中村さんのギターの音が出なくなったり、平賀さんのベースが曲の途中で壊れたり、と色々なハプニングはあったものの、

とても良い出来だったと思う。

もう一つ残念な事・・

この日の演奏はマルチで録音していたのだが、やはり途中でコンピューターがフリーズし、録れていなかったらしい。

 

まあ、まだこれからってことで、次回に期待しよう。

 

最後の写真は、一ノ関の駅前の夜景、打ち上げからの帰りの一枚。

なんだか、懐かしい感じがして、撮ってしまった・・

ちょうど僕の誕生日も終わっていた。

 

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「音の旅人コンサート in 鹿児島」の5

2013-06-10 20:34:20 | ライブ

ライブ当日。

残念ながら曇り空・・

会場はこんな感じ。

大きな窓を背に、演奏開始!

六十名程のお客様だったが、とても熱心に聴いて下さる。

今回のセットリスト

2013.6.9「ツルノリヒロ音の旅人コンサート in 鹿児島」

1st set
1.我らが遠き同胞 
           MC
2.五月の風
3.太古の太陽
           MC
4.Run Around the World ~Wood Landers Dance
           MC
5.月をつくった男
6.葡萄畑
           MC
7.Close Your Eyes

2nd set
1.Moonlit Dancer
2.Rape-Blossom Field
           MC(博多さん呼び込み)
3.街角
           MC
4.私の心はヴァイオリン
           MC
5.Willow Farm
6.Golden Rabbit in Black Forest
           MC
7.Pray

ENC
1.Last Carnival
2.All on a Sand Dune

 

二部では、シャンソン歌手の博多さんに2曲歌っていただいた。

これが絶品!

柔らかく、心の奥底にそっと触れるような美しい歌声、一緒に演奏をしながら、思わず聴き惚れてしまった。

博多さんの師匠でもある、素晴らしいピアニスト、吉村英世さんが聴きに来てくださっていたのだが、アレンジも演奏も、大絶賛していただいた。

シャンソンはルバートの部分が多く、トリオで合わせるにはかなり練習を積む必要がある。

今回は一緒に合わせる時間がほとんどなかったが、なんとか本番では上手く行ったようだ。

吉村英世さんは、僕らの音楽もとても気に入っていただけたようで、めったに参加する事が無い、と言う打ち上げの、なんと2次会まで、付き合って下さった。

 

もちろん他のお客様からも、とても好評をいただいた。

半数近くの方がCDを買って下さり、サインをさせていただいた。

とてもありがたく、嬉しかった。

 

終わって、会場にて軽く打ち上げ。

愛知から来てくれたファンクラブのカメさんも参加してくれて、6日程早い誕生日のお祝いに、ケーキをいただく!

打ち上げ場所は会場の一階下、フランスのコルドンブルーで学んだパティシェールがいるアンボワーズでおこなった。

カメさんは、ここで注文をしてくれていたらしい。

とても美味しいケーキで、打ち上げの最後に、切ってもらい全員でいただいた。

 

東京に戻りすぐ、博多さんからお礼のメールが届いた。

同時に11月のチャリティーコンサートのお話をいただく。

 

一歩一歩、である。

 

 

 

 

 

 

 

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「音の旅人コンサート in 鹿児島」の4

2013-06-08 23:06:29 | ライブ

ミキサーの高橋君からは

「本当に仕事なんですよねえ?」

と、突っ込まれながら、夜は絶品塩ちゃんこの「千代茶屋」へと行く。

細坪さんに連れられて行ったのは十数年前・・

あまりの美味しさに、叔母に教えたら、叔母もハマり、常連となってしまった。

だから、この店でツル、と言えば通じるが、それは僕ではなく叔母の事である。

 

相変わらず、建物と建物の間の細い路地を入った所に店はあった。

感じも変わっていないが、綺麗になったかな・・

昔の千代茶屋は、こんな感じだった。

今は掘りごたつ式のテーブルが並ぶ部屋もあり、天井もぶち抜いて吹き抜け風の店となっている。

突き出しもおいしい!

これが今の塩ちゃんこ。

この後餃子や黒豚も出て来て、しめは雑炊!

温泉で外から暖まり、ちゃんこで中から暖まった一日でした!

明日のチラシを差し上げて、サインをさせていただいたら、帰りがけ、神棚に飾ってくれているのを発見。

 

大入り期待!

 

 

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「音の旅人コンサート in 鹿児島」の3

2013-06-08 18:35:47 | ライブ

 

温泉でリフレッシュした後は、やはり近くの唐船峡でそうめん流しを楽しむ事に。

流し素麺なんて、いつ以来だろう・・

いや、はたしてやった事があるのか?

こんもりとした渓谷を、階段で降りて行く。

見えて来た。

流し素麺ならぬ、「そうめん流し」!

叔母に連れられて、市営ではない方に向かう。

そちらの方が風情があるそうだ。

鯉こくやあらい、鱒の寿司等と一緒に素麺を人数分頼んだのだが、結構な量だった。

これこれ永島さん、そうめん流しの機械にお茶を注がないように!

そうめん到着。

こんな感じで食べる。

結構面白い。

じっと見てると目が回る・・・

ここで叔母と僕、永島さんは、禁断の生ビールに手を出してしまい、ここからの運転はAyakoに託す事に・・

一同「すいません!」 Ayako「しょうがないなあ!」

 

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「音の旅人コンサート in 鹿児島」の2

2013-06-08 16:22:09 | ライブ

前日は早めに解散し、たっぷり寝た一同、本日はせっかく鹿児島まで来たのだから、と言う事で、

叔母の推薦する温泉、指宿は山川にある玉手箱温泉と言う、絶景の露天風呂へと向かった。

相変わらず車載ナビはおやすみ中なので、iPadナビ頼りである。

空はあいにくの天気だが、雨はまだ降っていない。

1時間半程かけて、無事到着。

こんな岩山の麓と、東シナ海に挟まれた所にある。

入り口は何気ないけど・・

中は素晴らしい!

本当は撮っちゃいけないんだけど、僕らの他にお客さんはいなかったからね・・

広くて眺めのいい露天は、身体の暖まるナトリウム・カルシウム塩化物強塩泉だった。

この日は涼しかったから、かなり長湯をしても平気だった。

 

温泉を満喫しついでに、車で20分程の所にある、鰻温泉にも足を伸ばす事にする。

途中こんもりとした林がいい感じで、撮影タイム!

 

鰻温泉到着

叔母は鹿児島を楽しみ尽くしているので、当然ここにも訪れたことがあるそうだ。

各家庭に温泉が引かれ、野菜を蒸したり、と言った日々の生活に利用しているそうだ。

せっかくなので、ここも入る事にする。

叔母からかなり熱めのお湯、と聞いていたが、めちゃくちゃ熱いので驚く!

ウォー! と叫びながら永島さんと僕は肩まで入る、Ayakoはおへそまでで限界だったようだ。

あがると温泉でゆでた玉子が出来上がっていた。

これがびっくりする程まろやか・・

ケーキのような舌触りで、美味しくいただいた。

 

 

 

 

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「音の旅人コンサート in 鹿児島」

2013-06-07 23:45:29 | ライブ

僕の叔母は、臨床心理学の教室を、鹿児島と博多に持っている。

以前は下関や、その他色々な土地でも教えていたが、さすがに80に手の届く年齢となり、今は二ヶ所にしぼっているようだ。

とは言え、毎月十日間近く、九州まで飛行機で飛んで行き教えているのだから、我が叔母なれど大したものだと思う。

 

昨年、叔母の生徒さんに、博多宮己さんと言うシャンソンの歌い手さんが居て、その方が東京に遊びに来るついでに、

僕のライブを聴きに来て下さった事があった。

博多さんはとても僕らの演奏を気に入って下さり、是非鹿児島でのライブを企画したいと言って下さった。

叔母からも、僕の演奏を聴きたいが、東京はちょっと遠いから、と言う他の方々の声を聞いていたし、

ちょうど貯まったマイレージの期限が迫っていたことにも背中を押され、鹿児島でのコンサートを実現させよう、と決断した。

 

会場は博多さんが手配をして下さった、鹿児島中央駅からすぐのプラザN内「コンレマーニ」

とても素敵な所だった。

せっかくなので、博多さんにも2曲、歌っていただく事にした。

博多さんが選んだシャンソンを、トリオ用にアレンジし、東京で僕らだけで練習をし、鹿児島に着いてから博多さんを交えリハーサルをすることになる。

コンサートの前々日、鹿児島へ向かう事にした。

 

このところ飛行機についていない。

ドイツに行く時には、22時間かけてのフライトで、かなりへたばった。

今回は、かなり前から予約を取り、チェロ席を含めた席の予約をしてあって、チェックインは問題なく出来たのだが、

いざ飛行機に搭乗しようとすると、止められた。

「チェロ席の前のお客様が、チェロのためにリクライニング出来ないと思われるので、席を替えさせていただきました」

と言うのだ。

聞いてみると、AYAKOとチェロだけ、別の席に移したと言う。

だが、こちらは、チェロの影響まで考えた上で、席を予約をしているのだ。

チェロは前の席のリクライニングには影響せず、むしろ後ろの人に圧迫感を与える可能性の方がある。

今回もチェロの後ろの席はベティさんが押さえ、さらにバイオリンは上の棚に収納するため、席の近くは同乗者で固め、

棚をある程度こちらの勝手で使用出来る様にしていたのに・・

そう説明をすると、「同乗者の方がいらっしゃるとは報告を受けていなかったので」と慌て始めた。

そう言うが、チェックインする時にはちゃんと全員で固まってチェックインしている。

「ああ、カウンターの子、新人だったからなあ・・」

搭乗口のスタッフは座席を元に戻しますので、と言い、コンピューターを操作し始めた。

チェロはエクステンションベルトで座席に固定しなければならないし、バイオリンもブランケットで包み棚に入れる。

時間もかかるし、まわりに迷惑をかけかねないので、事前搭乗をさせてもらうのだが、そうこうしているうちに一般搭乗が始まってしまった。

「すいません、元の席を他のお客様に割り振ってしまったようなので、今別な所を用意します」

と言われ、なおも待たされる。

とうとう僕ら以外の客は全員搭乗してしまった。

出発が遅れたとき、それが特定の乗客のせいだと分かると、(全員すでにシートベルトをして待っている時に、遅れて入って来るような客・・つまり今回の僕ら)

冷たい目で見られ、時には罵倒される事まである事を知っているベティさんは、「機内アナウンスで、我々のせいじゃない事を放送していただけますか!」

と詰め寄る。

ますます焦る搭乗口スタッフは、今度は元の席に割り振ってしまったお客に、席を替わってもらえるようメモを持って走る。

どうやらそれも断られたらしく、やっと乗り込みチェロをくくり付け、バイオリンを包み、離陸したのはなんと15分遅れ・・・

飛び立ってからもしきりに「本日は機内整備の遅れに寄り・・」とさんざんアナウンスをしていたが、みんなはそう思ってなかっただろうなあ・・

 

当然鹿児島空港に着いたのは15分遅れ・・

今回は楽器も荷物もあるので、ワゴン車をレンタルしてある。

無事荷物を積み込み出発をしたのだが、この足で会場の下見をし、ホテルにチェックインしてからリハスタに行く予定が、かなりシビアなスケジュールとなってしまった。

 

前途多難な移動はまだまだ続く・・

今度はレンタカーに取り付けてもらった(常備ではなく、オプション)カーナビが、鹿児島市内に入る頃、バッテリー切れでオフになってしまった。

シガーソケットから通電がされていないようだ・・

幸い優秀なナビでもあるiPadがあったから良かったけれど・・まいった。

 

会場に着くと叔母と博多さんが待っていてくれた。

大きな窓が見える階が会場。

下見をし、立ち位置を決める。

PAの前迫さんと打ち合わせ、どうやら問題はなさそうだ・・

ホテルにチェックインしている暇は無くなってしまった。

リハスタに直行する。

 

リハーサルもどうやらうまく行く。

このトリオでのシャンソンも、なかなか新鮮だ。

 

ようやくホテルにチェックイン出来たのは20時半・・

くたびれたが、当然、呑みに出る!

キビナゴだあ!

 

 

 

 

 

 

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「音の旅人コンサート in 鹿児島」

2013-05-28 01:29:54 | ライブ

ドイツ旅行はちょっと休憩・・・ソロライブを鹿児島でやる事になった。

お近くの方は是非いらしていただけると嬉しいです!

日時:2013年6月9日(日) 開場13時30分 開演14時

会場:鹿児島プラザ N 3F コンレマーニ 

料金:3,000円(ティーセット付き 全席自由)

出演:ツルノリヒロ(Vln)・Ayako(Cello)・永島広(Guitar)

スペシャルゲスト:博多宮己(Vocal)

お申し込みはkagoshimaconcert@gmail.comまでメールでお願いします!

 

 

               

 

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永井龍雲35周年記念コンサート最終日

2013-03-23 23:09:13 | ライブ

去年の三月から始まった龍雲の35周年コンサートツアー、今日の赤坂、草月ホールで最終日を迎えた。

最終日はゴージャスに、アコースティックカフェ+笛吹のギターと言う編成で演奏する。

リハの時から予感はあったのだが、素晴らしいコンサートとなった!

龍雲の歌が、僕らの演奏の上に乗り、彼の独特な世界にずんずん入り込む。

久しぶりにすべての楽器が一体となり、演奏しながらくらくらするほどの気持ちよさにハマった。

写真はリハの模様。

最近はいつもベティーさんが撮ってくれている。

むむむ、腕を上げたな! いい感じ!

終わって、車に機材を積むために入り口にいたら、出て来るお客様、皆さんから素晴らしかった、という感激の言葉をいただく。

めったにない完成されたコンサートだったからなあ・・・

龍雲本人も手応えを感じたらしい、打ち上げもいい感じに盛り上がる。

この編成で、もっとたくさんやりたいねえ・・・

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