11日朝4時起床。
10日は細坪さん京都で、僕だけ日帰りをさせてもらった。
家に帰り着いたのが23時、そこから韓国用の準備をしながら、通訳のたかちゃんに、確認の電話をいれる。
確認とは、今回は僕、宗次郎さん、渡辺雄一さん、三組のアーティストが出演し、
渡辺さん、宗次郎さんが演奏をし、最後に僕の演奏の後、僕だけのアンコールを一曲演ってから、
お二人を呼び込んで、三人のコラボアンコールとして、宗次郎さんの持ち曲、「千と千尋の神隠し」から「いつも何度でも」
を演ることになっていたのだが、
京都へ行く前日になって、三人でやるアンコールに僕の「Hope for Tomorrow」を加えて欲しいと、韓国から連絡があったのだ。
僕はかまわないが、宗次郎さんや渡辺さんは知らない曲だ。
しかも前々日の夜になっての話しだ、三人で演奏するのは難しいと思う、と意見を伝えた。
それでも演って欲しいらしく、楽譜を至急送ってくれと言われる。
一応楽譜と音源を送ったのだが、その後結局どうなったのか、確認の連絡をしたのだった。
宗次郎さんも渡辺さんも、今更難しいのでは・・と言っているらしかったが、まだ結論は出ていなかった・・
そんなこんなやり取りがあり、準備をし、寝たのが3時半・・そして4時起床・・
それでも首と肩は、どんどん良くなって来ていて、ほぼ完治!
前日に、朝5時に来てもらうようタクシーを予約していたのだが、4時半の時点で羽田の駐車場を調べると、すべての駐車場が空マーク。
キャンセルの電話を入れ、車で向かうことにする。
羽田の駐車場は安くなったから、タクシー代の2割程で済む・・
今回もギャランティは押さえられているので、経費節減に越したことはない。
羽田6時20分集合。
やはりみんな眠そう・・
軽く朝食。
最近ずっと大漢航空だったのが、今回は日航。
日航は預け荷物が2個までOKなので助かる。
チェロやバイオリンは機内に持ち込む、バイオリンは毛布で包んで座席上の荷物入れに納めるのだが、チェロはそう言うわけにはいかない、
一席分買い、座席にくくり付けなければならない。
最近の座席は確実に狭くなっている。
その証拠に、以前はチェロのケースがすっぽり入った座席が、肘掛けを上げなければ入らなくなってしまっている。
日航の機内食は、一時もう一つに感じていたのだが、今回は新しく恵比寿の「なすび亭」吉岡英尋シェフの監修による機内食となり、
なかなか美味しくなっていた。
朝、出る前に軽く食べている僕は、すでに3食目である・・・
無事金浦空港に着き、通訳のたかちゃんの出迎えを受ける。
40分程遅れて到着するパーカッションの大石君を出迎えてもらうため、ベティーさんとジングァン君を残し、一足先にホールへと向かう。
本来なら、ミキサーの高橋君はなるべく早くホールに入り、準備をするのだが、今回僕らのコンサートの前に、
ジュニアオーケストラの公演が入っていて、17時からしか準備ができないと言うので、早く行っても仕方なくなってしまった・・
実は「まもなく韓国ヒーリングフェスティバル」の回の最後に書いた「えー!」と言う出来事とはこのこと。
3組もアーティストが出演するのに、リハーサルの時間もほとんど取れない・・・日本じゃあり得ないなあ・・・
えっ「谷根千水族館」の時がそうじゃなかったかって?
あの時は出演が僕だけだったから、時間配分のコントロールを自分で出来たから、まだ良かったのだ・・
まあ、今更何を言っても仕方が無い、一応控え室で、三人のアンコールとかの練習は出来るように、14時には入れるらしいので、
諦めて食事をとることにする。
食事は美味しかった。
食べたことの無いメニューもあり、新鮮!
ゆっくり食べても
まだまだ時間があるぞ・・・