友人の城戸朱理が受賞した、資生堂現代詩花椿賞の贈賞式で、久しぶりにお会いしたエッセイスト平松洋子さんから、執筆された御本が送られて来た。
「韓国むかしの味」と「焼き餃子と名画座」の二冊。
僕らの韓国での活動を知り、送っていただいた「韓国むかしの味」は、
平松さんが韓国全土を食べ歩き、発見した、豊かな自然とひとびとの手がはぐくんで来た、昔の味を伝える店、
「心を揺さぶられる本当の味は、昔の味の中にこそある」と、今は消えかかっているお店の数々を、写真入りで紹介してくれている。
僕らも韓国内色々な所で演奏させていただき、美味しい所にもかなり連れて行ってもらっているはずだが、どうやらまだまだまだまだ・・・
本を開いたら、なんと美味しそうな食べ物が満載されていることか・・・
次のツアーには、この本は必携なのだ!
「焼き餃子と名画座」は、もともと平松さんと出会ったのが、朱理庵と同じ、阿佐ヶ谷バードランドだから、推して知るべし。
「私の東京 味歩き」と言うサブタイトルに、とても近いフィールドで生きて来た、場所に対する共通性を感じることが出来る。
なにせ一編目から、書かれているすべての通りや、お店を、ほとんど頭に描くことが出来るのだから。
どちらも紹介されるお店のデータ付き。
新潮社から。
えっ、本編には出て来るのに、データに無いってことは、くぐつ草、無くなっちゃったの!