ツルノリヒロの生活と推理

アーティスト、ツルノリヒロの気ままな発信基地。

韓国ヒーリングフェスティバル 最後の試練

2013-08-11 23:53:13 | ライブ

最後の試練はすぐに訪れた・・

渡辺さんが、予定時間を15分オーバーする演奏をしてしまったのだ。

8時からの公演で、三組だから、時間はなかなかシビアだ。

第一部

8時~8時35分 渡辺氏

8時35分~8時40分 韓国オカリナ演奏

8時40分~9時10分 宗次郎氏

インターミッション15分

第二部

9時25分~10時 ツル

10時~アンコール

ただでさえ転換の時間も取っていないし、韓国オカリナ演奏は、総勢160名のオカリナ合奏だ・・

押すだろうと思っていた矢先の15分オーバー。

楽屋でオカリナ合奏のモニター画面を見ながら、一曲カットすべきか考え始める。

 

幸いオカリナ合奏も、宗次郎さんもきっちり時間を守ってくれたから、そのまま15分オーバーでインターミッションに突入した。

インターミッションの時間15分を、10分ぐらいにするかと見ていたら、しっかり15分の表示がでる。

こうなったら全曲ヤルしか無いね!

 

音チェックまでは出来たが、リハをしていないから、モニターバランスはとれていない・・

案の定、一曲目「Our Distant Cousins」を弾き始めたら、ギターが聞こえない・・ チェロも小さい・・

こんなことで緊張するとは・・

一曲終わるとすぐにMC・・

実はこの間、メンバーのみんなは、遥かホールの後ろにセットされているミキシング卓に座る高橋君と、

身振り手振りでモニターの調整をしていたらしいのだが、僕はそんなことつゆ知らず、

今回自らハードルを高くしてしまったMCを、必死に集中して発音する・・

 

でも、手探り状態で始まったにしては、結果は良かったようだ。

いつものアコカフェコンサートとは違って、来ているお客さんは僕のファンばかりではない。

その中で、一曲演奏するごとに、熱くなってゆく拍手と歓声に、手応えを感じることが出来た。

とどめはアンコールで演奏した「Last Carnival」・・この曲の人気は凄い。

そして、宗次郎さん、渡辺さんを呼び込んでのアンコール。

大歓声の元、コンサートはなんとか終了した。

 

前回のアンプラグドエッセイでは、サイン会は無かったのだが、今回は僕の「光のように 波のように」のCD流通を

ワーナーミュージックに移しての発売日だったから、サイン会をやることになった。

時間はすでに23時を過ぎている・・・

でも、この列

 

手前から渡辺雄一さん、僕、宗次郎さん。

終わりよければすべて良し・・と言って良いかどうか分からないが、とにかく終わった・・

 

後はやはり打ち上げでしょう!

サイン会が終わったのが11時17分

打ち上げ会場に着いたのが11時半!

優秀!・・・・こういうことにはね・・

打ち上げ会場はいつものサムギョプサルの店

昔より美味しくなっているような気がする。

やはりシェフの血が騒ぐ!

日韓ミキサー親睦の図、前回は二見君とヨンヒョン君だった、今回は高橋君とヨンヒョン君。

最後のしめは冷麺!

やはり本場は美味しい。

打ち上げ終了時刻、25時5分・・何時間起きているんだ・・僕・・

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韓国ヒーリングフェスティバル の2

2013-08-11 22:36:15 | ライブ

ようやく2時を過ぎたのだが、まだ楽屋に入れないと連絡が来る。

芸術の殿堂は、オペラハウスから美術館、フィルムセンターまである、まさにアートの殿堂の固まりだ。

最初に来た15年程前からつい数年前までは、コンサートなどに来る、目的がある人が訪れる場所だった。

今はレストランやショップなどもたくさん入り、休みの日に若者達が遊びに来る場所にもなり、たくさんの人々で溢れている。

そんな一角のカフェで時間をつぶしていたが、2時半も過ぎ、どうにも待っていられなくなり、とにかくコンサートホールへと向かうことにした。

楽屋口から中に入るが、まだ僕らの楽屋は用意されていない・・

奥の大部屋に宗次郎さんや渡辺さんとともに収まり、とりあえず自己紹介をする。

この隙に、今日のMCの特訓を開始。

ここ4年、MCはすべてハングルでトライしている。

と言っても、考えたMCをたかちゃんに訳してもらい、カタカナで書いて、読んでいるだけなのだけれど、

それなりにとっても大変で、たかちゃんは指導の時になると突然Sに変身、

「読んでみて!」・・「ダメ!(切り捨てるような)」 の繰り返し(笑)

でも、この指導の賜物で、毎回とっても暖かい(とっても甘い;;)評価をいただいている。

 

4時になり、各自の楽屋が用意された。

渡辺さんの楽屋で、アンコールの練習を始める。

みんなそれぞれプロだから、2回の合わせでOK。

ステージではPAのセッティングが始まった!

真ん中で目立っている高橋君。

存在感は日本と変わらない。

それを見守る、韓国で最も信頼する、最初の僕のソロコンサートから、ほとんどのステージでミキシングをしてくれているヨンヒョン君。

ここに至って、渡辺さんのステージセットの変更などで、ただでさえシビアなスケジュールが押し始める・・・

当初の予定では、5時半から6時半まで渡辺さんと宗次郎さんのリハ、6時半から7時10分まで僕らのリハだったのだが、

渡辺さんのリハが始まったのが6時過ぎ・・・宗次郎さんのリハが終わったのが7時少し前。

8時開演で、7時半には開場しなければならない・・20分程しか僕らのリハは出来ないことになってしまった・・

緊張感のある中、各楽器の音チェッックが始まる。

パーカッションの大石君

ギターの永島さん。

チェロのAyako

僕。

2500名キャパのこのホールは、音も良く、弾いていてとても気持ちが良い。

音チェックも終わり、では曲を、と言う時に、次なる試練が待ち構えていた・・・

「Our Distant Cousins」を演奏し始めたとたん・・  音がでてない!!

原因究明にスタッフが走り回る・・

どうやらデジタルのミキサー卓から、DAコンバーターに送る同軸ケーブルが、誰かが足でも引っ掛けたのか、抜けてしまい、

それもコネクターが抜けたのではなく、コネクターからケーブルが抜けてむき出しになってしまったようで、復旧に時間がかかると言う・・

結果、僕らはリハ無し!(せめて音チェックだけでも出来て良かった・・)

一部が終わり、二部が僕らのステージだったから、その間の休憩で、リハをやったらどうか、という提案も受けたが、

やはりお客様の前でリハをするのは嫌だったので、お断りする。

高橋君に来てもらっていて本当によかった・・ なんと心強かったことか・・

 

楽屋に戻り、客入れ開始・・

いつものように、本番前の軽食にお寿司がでる。

最近の韓国お寿司はレベルが上がったなあ・・

そこそこ美味しい!

ちょっと前までは、わさびは真っ青だったのだ・・

コンサートは渡辺さんの演奏で幕をあけた・・

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韓国ヒーリングフェスティバル

2013-08-11 19:12:44 | ライブ

11日朝4時起床。

10日は細坪さん京都で、僕だけ日帰りをさせてもらった。

家に帰り着いたのが23時、そこから韓国用の準備をしながら、通訳のたかちゃんに、確認の電話をいれる。

確認とは、今回は僕、宗次郎さん、渡辺雄一さん、三組のアーティストが出演し、

渡辺さん、宗次郎さんが演奏をし、最後に僕の演奏の後、僕だけのアンコールを一曲演ってから、

お二人を呼び込んで、三人のコラボアンコールとして、宗次郎さんの持ち曲、「千と千尋の神隠し」から「いつも何度でも」

を演ることになっていたのだが、

京都へ行く前日になって、三人でやるアンコールに僕の「Hope for Tomorrow」を加えて欲しいと、韓国から連絡があったのだ。

僕はかまわないが、宗次郎さんや渡辺さんは知らない曲だ。

しかも前々日の夜になっての話しだ、三人で演奏するのは難しいと思う、と意見を伝えた。

それでも演って欲しいらしく、楽譜を至急送ってくれと言われる。

一応楽譜と音源を送ったのだが、その後結局どうなったのか、確認の連絡をしたのだった。

宗次郎さんも渡辺さんも、今更難しいのでは・・と言っているらしかったが、まだ結論は出ていなかった・・

 

そんなこんなやり取りがあり、準備をし、寝たのが3時半・・そして4時起床・・

それでも首と肩は、どんどん良くなって来ていて、ほぼ完治!

前日に、朝5時に来てもらうようタクシーを予約していたのだが、4時半の時点で羽田の駐車場を調べると、すべての駐車場が空マーク。

キャンセルの電話を入れ、車で向かうことにする。

羽田の駐車場は安くなったから、タクシー代の2割程で済む・・

今回もギャランティは押さえられているので、経費節減に越したことはない。

 

 

羽田6時20分集合。

やはりみんな眠そう・・

軽く朝食。

最近ずっと大漢航空だったのが、今回は日航。

日航は預け荷物が2個までOKなので助かる。

チェロやバイオリンは機内に持ち込む、バイオリンは毛布で包んで座席上の荷物入れに納めるのだが、チェロはそう言うわけにはいかない、

一席分買い、座席にくくり付けなければならない。

最近の座席は確実に狭くなっている。

その証拠に、以前はチェロのケースがすっぽり入った座席が、肘掛けを上げなければ入らなくなってしまっている。

日航の機内食は、一時もう一つに感じていたのだが、今回は新しく恵比寿の「なすび亭」吉岡英尋シェフの監修による機内食となり、

なかなか美味しくなっていた。

朝、出る前に軽く食べている僕は、すでに3食目である・・・

 

無事金浦空港に着き、通訳のたかちゃんの出迎えを受ける。

40分程遅れて到着するパーカッションの大石君を出迎えてもらうため、ベティーさんとジングァン君を残し、一足先にホールへと向かう。

本来なら、ミキサーの高橋君はなるべく早くホールに入り、準備をするのだが、今回僕らのコンサートの前に、

ジュニアオーケストラの公演が入っていて、17時からしか準備ができないと言うので、早く行っても仕方なくなってしまった・・

実は「まもなく韓国ヒーリングフェスティバル」の回の最後に書いた「えー!」と言う出来事とはこのこと。

3組もアーティストが出演するのに、リハーサルの時間もほとんど取れない・・・日本じゃあり得ないなあ・・・

えっ「谷根千水族館」の時がそうじゃなかったかって?

あの時は出演が僕だけだったから、時間配分のコントロールを自分で出来たから、まだ良かったのだ・・

まあ、今更何を言っても仕方が無い、一応控え室で、三人のアンコールとかの練習は出来るように、14時には入れるらしいので、

諦めて食事をとることにする。

 

食事は美味しかった。

食べたことの無いメニューもあり、新鮮!

ゆっくり食べても

まだまだ時間があるぞ・・・

 

 

 

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