翌日はオフ。
僕とAyakoは、10月にあるアコカフェのツアーミーティングで、公演をサポートしてくれるスポンサーと食事をとることになっていて、
みんなとは別行動。
とりあえず朝集合し、そこから別行動となる。
永島さんは、すっかりソウルを満喫する用意ができている!
みんなは徒歩でゆける南大門市場の方へ向かう。
僕らは車でソウルから30分程離れた、感じの良い街のイタリアンレストランで、プロモーターのソンミさんと、スポンサーのLeeさんと
会食をした。
Leeさんは、三人の娘それぞれをアメリカの音楽学校に留学させるなど、音楽に対しとても深い造詣を持った方で、
アコカフェや僕の音楽をとても気に入って下さっている。
今回は2番目の娘さんとコンサートを聴きに来ていただいていて、娘さんともども、とても素晴らしいコンサートだった、と
褒めていただいた。
今回演奏したセットリストは以下の通り。
1.Our Distant Cousins 5'25
MC
2.Wiseman's Game 3'23
3.Song for Reef 4'27
MC
4.Golden Rabbit in Black Forest 6'49
MC
5.水庭荘園 3'10
6.太古の太陽 5'20
MC
7.All on a Sand Dune 4'32
小計 33'06
ENC
Last Carnival 3'17
この中でも特に、「Song for Reef」と「水底荘園」「太古の太陽」を気に入っていただいたようで、
お嬢さんは、「水底荘園」を「とてもファンタスティックな曲」と絶賛してくれた。
「Song for Reef」も「水底荘園」も、どちらかと言えば小品で、ほとんどコンサートで演奏して来なかった曲だ。
特に「水底荘園」のナイーブな感性は、感じてもらえるかどうか分からず選曲していたので、この感想は嬉しかった。
帰ってからみんなと合流し、この話しをしたら、永島さんが「水底荘園」のことをそう評価してくれるのは、本当に嬉しいね!
と言った。
まさしくその通りだと思った。
夜はみんなと食事に行く約束をしていて、ホテルから地下鉄を乗り継いで、インサドンへと向かった。
5年前、始めて自分のソロで韓国に来たとき、インサドンの泊まったホテルから近かった店に、夜中に呑みに行った。
全く日本語は通じなかったのだが、店主の人の良さと、めちゃくちゃ美味しかったトンドン酒のおかげで、
ほぼ毎回のように訪れている。
最近では、顔も憶えてもらって、相変わらずまったく日本語も英語も通じないが、楽しいひとときを過ごしている。
お店名物の卵焼き!
長い!
マスター自らとりわけてくれている。
帰り道、巨人をやっつけ、ひざまづかせる高橋君、の図。
この後ホテルにて、コンサートの録音を聴きながら、恒例の反省会をする。
「思ったよりも良かった!」
みんなの感想である。
ほんと、リハが出来ないと言うことは恐ろしいことだ・・・