ツルノリヒロの生活と推理

アーティスト、ツルノリヒロの気ままな発信基地。

閉じこもる

2012-12-08 17:23:26 | 今日一日

Mother Gooseの音楽制作のため、ほとんど外に出られない。

単純な音楽だし、短いし、と思っていたのだが、

27曲と言う曲数はかなり多いし、単純な曲だけに、アレンジもリズムパターンも似て来てしまうので、

バリエーションをつけたい、と考え始めたら、思ったよりはかどらないのだ。

 

まあ、コツコツやるしか無いね・・ とあきらめて、泳ぎにも行かず頑張っているのだが・・

 

そう言えばさっき、ちょっと買い物に行って戻って来たら、その隙を狙って電話をした人が居るらしい、

FAX兼用機の留守電お知らせランプが灯っていた。

再生してみると、

「もしもし! ○○ですけどね・・」とあまり聞き覚えの無い、低いしわがれ声で名前を告げて来た・・

○○・・記憶の糸をたどる・・

「何々さんと、何々さんの間の道を入った、奥の○○ですよ」

近所の人? まるで文句でもつけようかと言う声の調子に緊張する。

「えー、至急!」 至急? 何だ?

「鍋焼きうどん2つときつねうどんを届けてください」

砕け散った・・

 

そう言えば、最近、間違い電話が少なくなって来たように思うのは僕だけだろうか?

携帯電話が普及したおかげで、電話番号はメモリーされ、アドレス帳を見ながら番号を手動入力することはほとんどない。

お店なども、良く行く所はメモリーされているから、間違いようが無いのだろう。

メモリーと言えば、昔は20件30件、憶えている電話番号があったものだが、今はメモリーされていて憶える必要がないから、

思い出そうとしても、全く一件の電話番号も出てこない・・

電話番号だけではなく、コンピューターで文を作るから、手書きで文字を書くことも減って来て、漢字も思い出せなくなっていたりする。

どうも、記憶の引き出しから、記憶を上手く取り出すことが出来なくなって来ているようだ・・ 

 

えっ!  それは単に年のせいだろうって?

はい、確かに・・

でも、記憶の引き出し、使わないとますますどこに何があるか分からなくなることは確か。

思い出す努力をして、引き出しを使わなければ・・

 

留守電に間違い電話を吹き込んで下さった方、

間違ってますよ・・とお教えしたかったが、それ以降かかっては来なかった。

きっと催促の電話は上手く繋がり、無事注文出来たのだろう。

 

写真は12月24日、クリスマスイブのバリ島、クタビーチ。

 

 

 

 

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現代詩花椿賞、城戸朱理氏贈賞式

2012-12-06 23:13:12 | 今日一日

友人の詩人、城戸朱理が、資生堂の現代詩花椿賞を受賞した。

今日はその贈賞式にAyakoと二人招待していただき、銀座の資生堂へと行って来た。

僕の父も詩人だったが、生前の父と城戸朱理は、会ったことはない。

僕が城戸朱理と出会ったのは、阿佐ヶ谷のバードランドと言う、とても狭い焼き鳥屋でのこと。

今でこそミシュランに載り、銀座のすきやばし次郎の向かいで店を張るバードランドだが、

当時は店主の和田さん自ら、水回りを含む内装まですべて手作りの、カウンターと、狭い二人掛けのテーブル席のみの、小さな店だった。

僕は、線路際の店の前を当時よく通っていて、店を造っているときからとても気になっていたから、

そこがオープンして、店の前の道にまではみ出して、お祝いをする人たちの姿を見て、それから数日後には、足繁く通うファンとなってしまっていた。

 

そこに、城戸朱理が居たのだ。

 

背が高く、ラグビーをやっていたせいか、とても がたい の良い彼は、その溢れるオーラとともに、強烈に僕を惹き付けた。

それ以来、僕の人生の色々な節目で、彼には世話になっている。

 

そんな城戸朱理の晴れ姿を、僕が目の当たりにさせていただくのは、1994年、第五回歴程新鋭賞を彼が受賞して以来のこと。

僕の父も歴程には縁があったから、当時、とても感慨深いものがあったことを憶えている。

 

そして、今日、18年経った彼は、僕の目の前で、相変わらずのちょっと気取った顔で、資生堂の社長から賞を受けていた。

正賞は資生堂特製の香水入れ。

こんな・・    かっこいいな・・

城戸朱理の挨拶

一緒に写真を撮らせてもらう。

既に僕は酔っている・・雰囲気に、ワインに・・

右から、城戸朱理、奥様の桂子さん、Ayako、僕。

 

懐かしい方々の顔もちらほら見える・・

エッセイスト、フードジャーナリストの平松洋子さん・・

詩人の高貝弘也さん、石田瑞穂さん・・

 

ワインも料理もさすが資生堂。

素晴らしかった・・

 

二次会へ是非、とのお誘いを遠慮し、帰宅。

途中東中野 驢馬駱駝へと寄り、来年2月か3月に予定している「二人のシェフと三人の音楽家によるコラボレーション」の打ち合わせ・・

はたしてどちらになるのか・・・???

 

 

 

 

 

 

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クラブイクスピアリ最後!・・・?

2012-12-02 23:39:15 | 今日一日

来年三月でクラブイクスピアリは終了してしまう・・

感慨深い思いを胸に、外へと出て記念撮影・・

例年なら、12月ももう少し押し迫ってからのコンサートだったから、中央の広場には、大きなクリスマスツリーが据えられて、

イルミネーションに輝いているのだが、今回はまだ12月の2日、まだそこまで育っていないようだ・・

そしてクラブイクスピアリの入り口。

六本木のスウィートベイジルや、原宿のラ・ドンナ

おしゃれなライブスポットでは、楽屋の食事もオリジナルなものを提供してくれる。

中でもここクラブイクスピアリは、賄いではなく、お客様に提供する食事と同じものを出してくれるのだ。

この日は最後と言うことか、特にゴージャスだった。

まずは前菜から・・

豚肉とジャガイモのソテーに、醤油ベースのおろしニンニクをたっぷりかけたメイン。

ロールキャベツ

スープやデザートまで、たっぷりと出て来る。

みんなも食べるより先に撮影撮影・・

最後だからか!

と思っていたら、

なんと来年三月に、最後のコンサートを出来ることになったらしい!

また、この料理を食べられるのか!!  (違うって・・)

 

 

 

 

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リハーサル

2012-12-01 23:36:09 | 今日一日

いよいよ今年も最後の月になってしまった。

一年はあっという間だ・・

 

今日は明日のクラブイクスピアリで行われる、細坪さんのコンサートのリハ日だった。

ディズニーランドの脇にあるイクスピアリ内にあるライブハウス、クラブイクスピアリ、

細坪さんのコンサートは5年連続、僕も2年目から4回参加しているのだが、来年3月で閉じてしまうらしい。

 

僕が参加して2年目だったか、コンサートが終わった後、スタッフも含め、みんなで近くのディズニーパートナーホテルに泊まり、

打ち上げをしたことがある。

天井の高い5ベッドルームで、ホテル内のコンビニでたっぷりお酒や食べ物を買い込み、深夜まで盛り上がったことを懐かしく思い出す。

 

「明日は思い出に残るコンサートにしよう」 と細坪さんが言った。

 

 

 

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