今日は12月3日。もう箱根駅伝まで1か月をきりました。
映画を観たかったけど、本にしました。
素人が1年で箱根駅伝に出場するなんて、無理があるようにも思えますが、物語ってのはこんなもんだと思うし、またそうでなくては面白くないので、大変楽しく読ましていただきました。
後半の箱根本選では、そのシーン一つ一つが、テレビで見たり、実際に見た光景が浮かび上がってきて、さながら本選を観戦しているような気分に浸れました。
箱根駅伝を観ると無性に走りたくなって、近所を走るも5分で諦める・・・。それと同じ気持ちにさせてくれました。
本選に備えて、ヒートテックの下着を買いました。いくら暖冬と言えども、正月の早朝は寒かろう、ということで。
「なぜ、走るのか?」主人公であるハイジとクララ・・・じゃなかった灰二と走(かけると読む)が見いだそうとして、なかなか見いだせない課題。
中学生の頃テレビ中継で見てえらく感動した箱根駅伝。この無謀とも言われかねない大会に出たいと全国から集い、日々研鑽を重ねる学生ランナー。
あっという間に走り去るスタート地点に、それだけのために朝の6時ごろから正月の大手町に集う30才台半ばの男性2人。
共通点はあるようでない。箱根駅伝という大きなイベントに集う事には変わりないが、同じベクトルではない。でも、同じ匂いのする仲間のような感覚もあるような気がする。
その答えを求めて、箱根駅伝を観るのかもしれない。カッコよく言えばね。