私のバッグ作りは喜んで使ってもらえるのが嬉しくて材料を1円でも安く調達して
かかる費用を極力抑え、工賃を1,000円上乗せしていただいていました
いままでは材料費と工賃で2,000~2,500円ほどで請け負っていましたが
だんだんバッグの中に底板を付けてほしいとか
内袋にファスナー付ポケットが欲しい・・・などみなさんの要望が増えてきました
私自身も内袋は帆布の倍はするけれどキルティング生地の方が軽くてしっかりするからそちらを使いたくなり
同様に芯も不織布の芯ではなく接着キルト綿を使うことが多くなりました
プレゼント用には材料費は関係ないので表の生地に合わせて底の帆布も上質のものを使い
芯や内袋もその時々で値段に関係なく使っていましたがオーダーとなると今までの価格設定があるから
勝手に高いものは使えない
でも底と持ち手の部分の帆布は倉敷帆布や安芸帆布の方が品質も発色もよくて
出来上がりが数段アップします
せっかく手間をかけて作るのだから良い材料で作りたい!
そうなると材料費も今までの倍ちかくになってしまいます
今更値上げはできないし、と言って工賃も取れないようなオーダーはくたびれるだけなので断って
親しい友人からのオーダーだけ受けていました
でも最近、
お茶のお稽古に以前帯で作ったバッグを持っていったら周りの方々が私にも作ってほしいと頼まれたとか
妹が藍の古布を手に入れたからバッグを4個作ってほしいと頼まれ始めました
自分が作ったバッグを見てこういうのが欲しいと言われるのはうれしいけれど
安く材料を調達するために時間と交通費をかけてあちこちへ探しに出掛けるのは疲れるし
このコロナの時期は特に嫌なので足りない材料はネットで購入し
送料までを材料費に含めて請求してもいいなら・・・との承諾を得て受けました
それでも半分しか使わなければ半分の請求しかできず、在庫が増えますが
やはりバッグ作りをしていると楽しいのですねぇ~
なので在庫処分の材料で作るバッグは今まで通り安く受け付けて
わざわざ材料を購入したときはしっかり代金をプラスして請求するようにしました!
取りあえずはこの子供用の帯で幅40センチの大きめのトートバッグを2個作ることになりましたが
解いてないので今回は解く手間賃もいただこうと思っています(かなり強気?)