うえぽんの「たぬき鍋」

日々のつれづれ、野球ネタ、バカ話など、何でもありの闇鍋的世界?

ドラフト「怪」説2009「筒香、鬼屋敷、運天、眞下…珍名マニア垂涎!」その2

2009-11-05 20:44:03 | 野球・ドラフト「怪」説
★横浜ベイスターズ
1位
筒香 嘉智 (つつごう・よしとも)内野手 18歳
右投両打 184cm88kg
神奈川・横浜高
高校では1年から4番を務め、通算69本塁打を記録した長距離砲。特に、高校生では珍しく、内角打ちの高度な技術を持っている。両打ちだが、普段は左打席一本。

2位
加賀 繁 (かが・しげる)投手 24歳
右投右打 181cm82kg
埼玉・埼玉平成高-上武大-住友金属鹿島
球速はさほどないものの、安定した制球を生かした巧みなコーナーワークで打者を翻弄するサイドハンド。球種も豊富で、先発で使ってみたいタイプの即戦力候補だ。

3位
安斉 雄虎 (あんざい・たけとら)投手 18歳
右投右打 190cm75kg
神奈川・向上高
一見、長身で球が速いだけの控え投手と思いきや、メリハリをつけた投球術や破綻のない制球力など、意外なセンスが随所に。プロの体が出来あがったら、化ける!

4位
眞下 貴之 (まっか・たかゆき)投手 18歳
左投左打 188cm76kg
千葉・東海大望洋高
「菊池の外れ1位候補」ともいわれた本格派左腕。長身から投げ下ろす角度十分の速球と、打者のあごを上げる大きなカーブ(ドロップ)のコンビネーションが良い。

5位
福田 岳洋 (ふくだ・たけひろ)投手 26歳
右投右打 181cm83kg
京都・大谷高-高知大-京都大大学院(休学)-リッツベースボールクラブ(現・ミキハウスレッズ)-(四国・九州アイランドリーグ)香川オリーブガイナーズ
キレの良い直球に多彩な変化球を交えた、クレバーな投球が持ち味。技術面での完成度は高いので、プロで戦い抜くための全体的なパワーアップが飛躍への鍵となる。

☆育成枠
1位
国吉 佑樹 (くによし・ゆうき)投手 18歳
右投右打 194cm88kg
熊本・秀岳館高
アメリカ人の祖父を持つクオーター。2年秋からのウエートトレが功を奏し、3年になって急成長。速球はMAX143キロまで到達し、球威、制球力も飛躍的に向上した。

2位
小林 公太 (こばやし・こうた)投手 18歳
右投右打 181cm71kg
東京・多摩大聖ヶ丘高
秋の入団テストで唯一の合格者。強気な投球が身上のサイドハンドで、今夏の都大会1回戦(対練馬工業高戦)では7回参考記録ながら無安打無得点を達成している。

解説
1位は筒香。これは事前に公表されていたので驚きませんでした。2位以下は全員投手、というのも驚きませんでした。しかし、素材型の高校生中心の指名というのは度肝を抜かれました。いつもの横浜なら、いわゆる「即戦力候補」で固めてくるはずでしたから。常識的に考えたら「2年連続最下位の球団が、育つのに時間かかりそうなタイプばっかり獲ってどうするの」と思うところですが、あえてそれで最後まで押し通したところに、これまでとは違う何かを感じました。
新社長が就任し、フロントの顔ぶれも変わると聞いています。この方向転換は「今までの横浜とは違う!これからチームを根本的に作り直す!」という球団の決意表明の一環ととれなくもありません。だとすれば、なかなか意義深い指名内容だったのではないでしょうか。もっとも、「ちゃんと育てられるのか」という不安感は正直拭えませんが。
コメント
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