うえぽんの「たぬき鍋」

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ドラフト「怪」説2009「筒香、鬼屋敷、運天、眞下…珍名マニア垂涎!」その10

2009-11-14 18:48:43 | 野球・ドラフト「怪」説
★中日ドラゴンズ
1位(×菊池雄星投手・花巻東高→)
岡田 俊哉 (おかだ・としや)投手 18歳
左投左打 181cm69kg
和歌山・智辯学園和歌山高
体型やフォーム、直球とスライダーのキレで勝負するスタイルなど、これから先輩となる岩瀬仁紀とうり二つ。ただし、こちらは岩瀬と違って典型的先発型投手だ。

2位
小川 龍也 (おがわ・りゅうや)投手 18歳
左投左打 183cm70kg
千葉・千葉英和高
日本人の父とフィリピン人の母を持つハーフ。2年冬からアーム式のフォームの矯正に取り組み、球速が15キロアップして140キロを突破するなど急成長を遂げた。

3位
中田 亮二 (なかた・りょうじ)内野手 22歳
右投左打 171cm115kg
高知・明徳義塾高-亜細亜大
左右に打ち分ける器用な打撃に加え、50m6秒4の走力で隙あらば盗塁も果敢に仕掛ける。よく食べよく打ちよく走りよく守りよく練習する、好漢「ブーちゃん」!

4位
松井 佑介 (まつい・ゆうすけ)外野手 22歳
右投右打 183cm83kg
大阪・大阪商業大堺高-東京農業大
地肩が強く、地を這うようなバックホームは迫力十分。また、強打にも定評があり、東都リーグでは1部経験こそないが、2部で通算104安打、19本塁打を放つ。

5位
大島 洋平 (おおしま・ようへい)外野手 24歳
左投左打 176cm74kg
愛知・享栄高-駒澤大-日本生命
足と肩は社会人トップクラスで、「守備は一軍でもすぐ使える」と、日本生命・杉浦正則監督が太鼓判を押す。打撃はスイングが鋭く、ミートセンスに長けている。

6位
諏訪部 貴大 (すわべ・たかお)投手 21歳
右投右打 178cm83kg
新潟・中越高-Honda
中学時代にはスキー部で鍛えた体のバネを生かし、MAX148キロの速球を投げ込む。「菊池の外れ1位」との噂もあったが、思わぬ下位指名で怒りの入団拒否も…!?

7位
松井 雅人 (まつい・まさと)捕手 22歳
右投左打 179cm78kg
群馬・桐生第一高-上武大
捕手としては細身だが、その分敏捷性は素晴らしく、フットワークよく身軽に動ける選手。リーダーシップがあり、投手の持ち味をより生かすリードも評価が高い。

8位
吉田 利一 (よしだ・としかず)捕手 22歳
右投左打 178cm72kg
奈良・大和広陵高-奈良産業大
大学では1年からレギュラーを務め、桑原謙太朗(横浜)や蕭一傑(阪神)といった好投手を攻守で支えた経験を持つ。強肩で、捕ってから投げるまでの素早さも秀逸。

☆育成枠
1位
矢地 健人 (やち・けんと)投手 22歳
右投右打 180cm68kg
富山・高岡第一高-高岡法科大
今年6月の全国大学野球選手権では、球速表示が厳しいと言われる東京ドームでコンスタントに140キロ台を記録して注目された。将来が楽しみなサイドハンドだ。

2位
赤田 龍一郎 (あかだ・りゅういちろう)捕手 22歳
右投左打 178cm80kg
静岡・静岡学園高-愛知大
アメリカ人の祖父を持つクオーター。ガッチリした体型で、パワフルなプレーが持ち味の攻撃型捕手。捕手としては、強肩だがもう少し細やかさが欲しいところか。

解説
今年のドラフトにおける中日の補強ポイントは、若手が皆無の左腕投手と捕手。ということで、高校生左腕を上位で2人、捕手は育成を含めて3人と、貪欲に指名してきました。特に、岡田は外れ1位とはいえ、中日としては同じタイプの岩瀬がいるということで、自信を持って育成できるのではないかと思います。捕手に関しては、同い年を3人同時指名というのはかなり異例ですが、いずれもタイプが違っており、これはこれで良いでしょう。
驚いたのは3位での中田指名。来るとしたら西武か日本ハムあたりで、中日は一番来なさそうと思ったら…まぁ、これがドラフトの面白さでしょう。松井、大島は俊足強肩でまさに中日好み。6位の諏訪部は、「外れ1位候補」の報道に完全に振り回されてしまった感じで…「下位指名だから拒否」というのは確かにわがままなのでしょうが、同情できる点もありますね。