うえぽんの「たぬき鍋」

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ドラフト「怪」説2009「筒香、鬼屋敷、運天、眞下…珍名マニア垂涎!」その7

2009-11-11 20:33:48 | 野球・ドラフト「怪」説
★福岡ソフトバンクホークス
1位
今宮 健太 (いまみや・けんた)内野手 18歳
右投右打 171cm70kg
大分・明豊高
投げてはMAX154キロ、打っては高校通算62本塁打で、「小さな怪物」の異名を持つ。考えたプレーができるのも強みで、将来のチームの要として期待したい選手。

2位
川原 弘之 (かわはら・ひろゆき)投手 18歳
左投左打 185cm79kg
福岡・福岡大大濠高
若い左腕投手にありがちなフォームの硬さがなく、腕の振りも実にしなやか。速球には空振りを奪えるキレがあり、変化点が打者に近いスライダーもスグレモノだ。

3位
下沖 勇樹 (しもおき・ゆうき)投手 18歳
右投右打 180cm78kg
青森・光星学院高
チームの先輩となる新垣渚に似たフォームで、MAX148キロの直球はシュート気味のクセ球だ。フォークやスライダーもキレが良く、割と早い時期での一軍抜擢も…?

4位
中原 恵司 (なかはら・けいじ)外野手 22歳
右投右打 183cm86kg
長野・武蔵工業大第二高(現・東京都市大塩尻高)-亜細亜大
高校時代から注目されていたスラッガー。大学の4年間で粗さがだいぶ取れて、広角に強い打球が飛ばせるようになった。近い将来のクリーンアップ候補生である。

5位
豊福 晃司(とよふく・こうじ)内野手 18歳
右投左打 180cm76kg
佐賀・鳥栖高
佐賀県内では同郷の大先輩・「緒方孝市(元・広島)2世」と呼ばれたが、プレースタイルはこれから先輩となる川宗則に近い。精神的な強さもプロに向いている。

解説
今年はシーズン3位に食い込んだホークス。個人的には、来年一気に優勝まで走るべく、即戦力候補中心の指名になるのかな…と予想していましたが、ふたを開けたら全く逆になりましたね。ただ、高校生中心だけに即効性は期待しにくいですが、将来性という観点からすると、いずれもチームの主力となりうるポテンシャルを感じる選手ばかりで、なかなかの指名になったように思います。5人中3人が九州出身というのも、地元のファンにはうれしい陣容でしょう。
また、小久保、松中が年齢的にもう多くを望めなくなり、多村も相変わらず故障がち。次世代の大砲候補が欲しかったところで5位の中原指名はドンピシャリでした。伸び悩み気味の江川や城所らに刺激を与える意味でも良かったと思います。
あとは育成に期待ですが、高卒選手の早期退団が結構多いチームなので、そのあたりが少々心配ではあります。