ひと筆めぐり 【新発見・再発見・摩訶不思議・唯一無二】への楽しみ…

地域に息づく歴史のひと幕にふれ、…遥かなる往時に思いを馳せる

神社仏閣

2018-02-27 | 神社仏閣
最福寺(園部町埴生)



丹波国船井郡の33ケ所霊場(京都府南丹市園部町埴生中西52)
※寺の縁起の詳細はわからないようです。往昔、本堂を焼失し経典・仏像・寺文書等灰になっている。
※その昔は本堂に向かって右手に梵鐘堂、左手には寄棟造りの薬師堂が建っていたという。天文年間(1532-1555)の創建であったが、昭和26年2月に無惨にも焼失する。此の時、数体の脇仏も被害にあい…400年の歴史・文化財が消えてしまった。
※梵鐘(釣鐘)は先の太平洋戦争の時に、応召(おうしょう)の鐘として供出されている。昭和18年頃と思われます。(長引く戦争で金属資源が不足になり、政府が発令した金属回収令がでました。)
※曹洞宗の寺院の山門前(薬医門)には『不許葷酒入山門』の石柱が見られます。読み方は〝くんしゅにゅうざんもんにはいることをゆるさず〟と読みます。タマネギ・ニンニク・ニラ・ラッキョ等匂いの強い野菜等を食べて寺に入ってはいけませんと言う意味ですね。俗にいうと精の付くものは修行の邪魔になる?…からでしょうか。



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