日々是好日

今日も晴天なり。
どんな日でも、毎日は新鮮で最高にいい日だと思うことにしてます。
ご一緒に如何ですか?

柚子の効用

2018-01-05 11:08:38 | シニアライフ

結節性痒疹と診断を下され、いろいろ通院しての治療を受けたが

一向に回復の兆しが無かった。

発疹にはステイロイド外用薬を使用、痒みは抗ヒスタミン薬で対処し続けた。

紫外線療法も試みた。それでも治り悪い。

痒くて掻きむしって、皮膚に掻き傷を作る事,日々繰り返される常態。

それが再発を招き、病状を悪化させてきた。

遠隔地農場の片隅に植えた「かぼす」が沢山の果実を付けてます。

夏場から初秋にかけて、緑色の果実が収穫時期を迎えます。

野良仕事の合間に、その搾り汁を試飲したら、疲労が回復した感じ。

更に美肌に効果があるとの事、

痒疹の描き傷が絶えない肌に、その搾り汁を試しに塗ってみる。

かぼすの酸味が体中に痛いほど染み渡る。

「これって!痒疹を作りだしている細菌と戦ってくれているのではないか?」

「なに!馬鹿なこと言ってるの! 医者でもないくせに。直ぐ止めなさいと言われるよ!」

家内の助言も、何時もの通り無視、我流を通す。

一週間経ち、二週間、そして一か月が経つ頃

「あれ!、痒疹の痒みが消えて、皮膚のボツボツが平らになって、肌がツルツルに変わって来た。

その時、担当医が調剤した薬は、一切使用しないで保管してあった。

最初、私の我流を馬鹿にしていた家内が、その完治に驚いた。

その後、病院の担当医に自慢げに実態報告。

「かぼす」の効用については、担当医は半信半疑。

カルテには私が説明した我流の治療が記されたが、医者として推奨は出来ないとの事。

難病だと言われている結節性痒疹、完治したのだから事例研究の論文の材料にはならないのだろうか?

そんな事を勝手に思っていたら、担当医から「もう通院は良いだろう、必要な時だ来院して下さい」の宣告。

3年間も通い続けた病院です。その宣告に一抹の不安が過ぎりました。

・・・・・

「掻かないで、折角治ったのだから!」

「あれ!」

「掻きむしるから、酷くなるのよ!」

使用しないで保管されている薬を塗って、対処するがその効果は殆ど効き目がない。

掻き傷が増えるばかりです。

「早く病院に行って、薬を調剤して貰ったら?」

担当医の前で、格好いい事を言った手前、如何したら良いのか躊躇している。

結局病院には,行かず仕舞い。

「かぼすは無いが、柚子がある。」

師走の半ばから、再発した結節性痒疹への我流の治療が始まった。

今度は、家内が積極的に協力してくれた。

一日朝夕2回、風呂上りに柚子の搾り汁を体中に塗り捲る。

そして、その搾り汁のお湯割りを一杯、必ず飲むことにした。

柚子の酸味が体中の描き傷跡に染み渡る。痛い。ぴくぴく震えるほどだ。

「これは、細菌と戦っている証だ」 勝手に思い込んでいる事です。

・・・・・

何と、その治療の結果が日増しに、病状の回復に繋がった。

これって、本当に効果があったんだ!

これは、2度の治療体験から実感してることです。

もっと、理論的根拠を知りたくて、インターネットで検索したら

「手荒れに柚子の搾り汁」の解説

ヒビ、アカギレなど肌の潤いが無く手荒れになった時には、柚子の搾り汁を直接すり込みます。

柚子の精油成分で肌が整い、また血行も促されますから、徐々に良くなってきます。

ひりひりと痛みのある時には、量を加減しながら少しずつすり込んでいきます。

同時に柚子湯に入ると、より一層効果的です。

それから、柚子の搾り汁を飲むことで、動脈硬化予防、疲労回復に良いと言ってます。

私の我流に、理論的根拠が加わりました。益々自信に繋がってます。

・・・・・

遠隔地農場の柚子の木にまだ、沢山の果実が残ってます。

家内と一緒にドライブを楽しみながら、柚子の収穫に出掛けます。

遠隔地農場、越後に雪を降らした後の空っ風が吹き付ける上州にあります。

今が、最も冷え込みが激しい時です。

それでも行きます。

私の自然界から調剤された薬の贈り物があるからです。