町内会の新年会に家内と一緒に出席しました。
スポーツ推進部所属のの公園体操世話人としての参加です。
いろいろな意識調査で、地域住民の横の繋がりの欠落が指摘されてます。
町内会活動で誰もが住民同士の交流を望んでおります。
しかしながら、なかなかその実現が出来ないでいるのが実情です。
昨年の暮れ、町内会の首脳陣に呼ばれて、
毎朝繰り返されている公園でのラジオ体操の実態について、報告した経緯があります。
公園体操仲間の交流が注目を集めております。
地域住民の交流の原点を、そこに探り当てたような感じがします。
町内会会長の挨拶で公園体操の事が重点的に紹介されました。
会場内至る所で、早朝の公園体操のコミュニケーションの話題で盛り上がってます。
話題の内容は、公園体操だけではありません。
そこに集う仲間達の横の繋がりといろいろなコラボです。
一夕一朝にして出来上がったものではありません。
毎朝欠かさずに、お互いに挨拶を交わす喜びを重ね、気心を知り尽くした結果です。
皆が、求めているものが、何となくそこに有りそうな気がしてます。
公園体操に参加することで顔見知りや仲間が増え、一人では続けられない体操も
仲間と一緒ならば楽しく継続できます。
自主的な活動ですが、住民の健康づくりと地域交流にに大いにに役立ってます。
それが注目されていることです。
健康寿命が知らず知らずに、延びてます。それは間違いありません。
「出来たらこのままピンピンコロリ」
超高齢者の参加者が冗談とも思えない本音を言ってます。
公園体操に参加して、その途中で救急車を呼ぶことぐらいは迷惑の内に入りません。
「何か，不慮の事故に有ったら大変、人様に迷惑を掛ける事になるから・・・」
ミルクの冷めない近所に住む家族が心配して、早朝の公園体操に出掛けるのを規制してます。
マンション住まいの独居高齢者の気持ちと裏腹な事が、良く聞こえてきます。
「もしも公園体操に参加しないでいたら、この人どうなっていたんだろう」と連想する事、多いです。
毎朝、挨拶する人がいるだけで、その日の生き甲斐を感じるとのこと。
まだまだ、その悟る領域に至ってませんが、何となく共感するところがあります。
町内会のシニアの会の皆さんにも、公園体操を呼びかけました。
公園体操の仲間も年齢的にはシニアの会のメンバーと変わりはありません。
そのシニアの会への入会者が無くて困っているようです。
町内会の首脳陣もその会の存亡に関わる事なので心配してます。
どの町内会でも、同じ現象が起きているようです。
これだけ世の中、高齢者の比率が高まっているのに
「俺は、私は、まだ老人ではないと」、その会への加入を拒んでいるようです。
私も家内も、その中に入るかもしれません。
「公園体操に参加して、地域交流仲間を沢山作って、そしてその会への加入を促したら如何ですか？」
シニアの会と公園体操仲間とのコラボです。
長年培った夫婦での公園体操。語る話題に嘘、偽りはありません。
誇張する必要もありません。夫婦揃って話下手。
それで良かったと思います。
今日の新年会、脇役が主役に抜擢された感じがします。
益々の活躍の期待を背負されて、夫婦一緒に帰宅の途に着きました。
途中、駅前の喫茶店で新年会の余熱を醒ましました。
「今年も、元気に頑張らなくてはいけないね」
「そうだね！」
コーヒーがとても美味しく感じました。