普段、あんまり気にもしないで使ってしまっている用語があります。
「でも」、「だって」、「どうせ」
どれも前向きな用語ではありません。
「でも」:接続語で、その意味するところは「そうであっても。そうしても。」
文頭、句頭に使って、話題の否定に繋がります。
「だって」:接続語で、相手に抗弁して
「それはそうだが、こんな事情がある」と言い返すのに使います。
「どうせ」:副詞で、その意味するところは「どんなにしたところで。どっちみち。」
なげやりな気持ちを伴って使うことが多いです。
これらを多発する人を周囲に多く見受けられます。
それも、自分自身の事に限定すれば、無視することもできますが
それを周囲に同調を促す人もいます。
事、ここに至っては、良いコミュニケーションとは言えません。
「いちごの会」の年頭の例会で、世話人が今年の決め事を諮りました。
人生二毛作、「でも」「だって」「どうせ」禁句の「いちご会」
「いちごの会」:気心知れた地域交流仲間の会です。
会員一同、異議なく賛同。その用語を使用した時は罰金が伴います。
素晴らしい提案です。
加齢と共に、自分自身の我儘と甘えが伴いがちです。
後先を考えないで多発する用語に、警告を発してくれたような気がします。
人生二毛作、前向きに生きるためには、これらを使わない方が良い。
家内も「いちごの会」の主力メンバーです。
「何となく、私の事のようで、罰金の拠出も馬鹿にならないわ!」
「良くぞ、良いところに気が付かれました。これからは、そうですね!それだけでいいのだよ」
「都合の良い事を言ってますね!」
夫婦の会話に、会員同士大笑い。
「だって」「でも」「どうせ」には、お付き合いしない事にしました。
その多発者には、ユーモア付きの警告も忘れません。