何時の間にか、成人の日の祝日が変わってます。
長年、成人の日は1月15日でした。
それが、国民の連休を増やそうとの配慮からか、国民の祝日に関する法律が改正になった。
体育の日、敬老の日なども同じ趣旨で変更になってます。
毎日が日曜日のシニア世代にとっては、暦の定位置にある祝日が良い。
次世代を担う若人をお祝いする祝日なのに、連休を楽しむ家族連れが多い。
成人式が何処か、軽んじられているような気がする。
成人式を迎えた女性の振袖姿、新たな人生の門出の晴れ姿です。
駅前広場に集う若人の晴れ姿に、
「おめでとう!」と呟きます。
そして、自分自身の成人式を迎えた頃の記憶を辿ります。
50年前の事です。
田舎から上京し、我武者羅に働いていた頃です。
市役所からの招待状をもって、成人式会場の赴きました。
成人になって、将来の夢は漠然としたものでした。
でも、日々着実な努力の甲斐があって、実りある人生を築上げることが出来ました。
今思うと、それがあの時の決意だったのかもしれません。
高度経済成長の波に便乗して、皆豊かになった時代を謳歌しました。
懐かしい大人の仲間入りをした日の事を思い出します。
そんな成人式の当日、振袖が着られなくなったトラブルがあったという。
振袖レンタル・着付け業者が契約不履行の詐欺事件を起こしたのです。
至る所で、警察に被害届が出されております。
とんでもない話です。
一生の思い出となる晴れの日に、とんだトラブルに巻き込まれ、
本人とその家族、知人・友人、皆憤慨している事でしょう。
私も同じ気持ちです。
インターネットのSMSサイトで
「お手伝いできることがあればご相談ください!」
「お困りのお客さま、緊急で対応いたします!」
などの発信が相次いだという。
有難い話です。嬉しさにこころが洗われる心境です。
とんでもない話は、決して許しません。
そして、有難い話には感謝です。
我が孫娘が成人の日を迎えるのは、十数年後です。
健やかな健康を維持し、その日を迎える事を楽しみにしてます。