行き成り、遠隔地農場の全景写真の掲載です。
農閑期の畑です。
綺麗に片付いて、春の到来を待ってます。
日本列島上空を覆った大寒波。
首都圏を白銀の世界に一変してしまいました。
まだ、街角至る所にその残雪が凍り付いております。
テレビニュースでは水道管が凍結して、断水被害の放映が見立ちます。
暖房の効いた部屋の中でテレビ放映を見てます。
想像を絶する冷え込みの中での生活水供給活動の有様に、
他人事とは思えない、身震いをしております。
「あなたの田舎で、あーなったらどうするの?」
「水道なんてないよ! 地下水を汲み上げているだけだよ」
「地下水って、凍らないの?」
「凍ったって、聞いたことないよ」
「断水したら、川の水を汲んでくれば良いんだよね、・・・」
都会育ちと田舎育ちの夫婦の会話です。
都心でも厳しい冷え込みによる水道の断水が方々であります。
我が家がその被害に遇ってない事に安堵しております。
・・・・・・
「群馬の伊藤です。あのー、畑の水道が出っぱなしになってましたから、元栓を閉めておきました。
どうしたんでしょうね?」
携帯に連絡が入りました。
畑の水道の出っ放しは、悪戯ではありません。
水道管の中の水が凍結して、水道管の腐食部分が破裂してしまった結果だと思います。
テレビ放映の事例から、その電話連絡を受けて、直感しました。
遠隔地農場のある群馬・高崎は都心と比較し冷え込みが一段と厳しさを増します。
越後との国境に雪を降らせた後の空っ風が吹き下ろします。
「かっら風とかかあ天下」の土地柄です。
今まで、10数年趣味の野良仕事をしてきたが、水道の凍結被害に遇うことはありませんでした。
ついつい、油断をしておりました。
携帯に連絡を入れてくれた方、10数年来の趣味仲間です。
私が野菜を作る人、彼女がその野菜を採取して食べる人。
それぞれ分担が決まってます。
困った事に、彼女は料理がとても下手です。
畑の野菜たちが、泣いてます。
私は料理講座で学んだメニューで野菜の料理指導も行ってます。
時々、その御主人が畑に訪れて
「これ!旨かったよ」と言ってくれます。
「あー、そうでしたか」。決して種明かしはしません。
奥さんを料理が上手だと思っている旦那さんです。
遠くに離れていても、近所にいる感覚のお付き合いです。
私達夫婦のシニアライフに彩りを添えてくれる方です。
我が家の畑の水道は断水被害を通り過ぎての事でした。
いろいろ支えれれてのシニアライフ、日々感謝を忘れずに暮らしてます。