「話下手、どうなるでしょう?」
如何だったのか、昨日の事です。
地区健康福祉センター主催の「健康づくり推進連絡会議」での
公園体操ボランティアとしての地域活動における報告です。
所定時間内に用意した報告原稿を朗読する形で
無難に終える事が出来ました。
以上ですと、報告を締めくくった間際に
事務局担当の保健士さんが、私の側に来て
「もう一つのエピソードを報告して!」と頼まれました。
事前打ち合わせの時、持参した報告原稿以外の、番外編でのエピソードです。
「それから、こんなこともあったんだよ!」と打ち解けて話し込んだ事です。
説明報告をを了承したものの、さー大変!その原稿が手元にありません。
原稿を書いているとき、ストーリーの推敲は出来上がってます。
その記憶を辿りながらの報告となりました。
「どんな内容だったの?」の質問にお応えします。
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「更なるエピソード」
夏休み期間中の早朝の公園体操に自主的参加の女子児童の一人と交流エピソードです。
小学校低学年生です。自分の孫と同年代でと思います。
「もう直ぐお盆だね。田舎のおじいちゃん、おばあちゃんの処に遊びに行くの?」の会話に
「ううん!おじいちゃん、おばあちゃんいないの」悲しい返事。
「悲しい事、聞いてごめんね! 良かったら、これからあなたのおじいちゃんになってあげようか?」
半信半疑の顔がそこにあります。
そして、翌朝の事です。
おじいちゃん、だっこ!」と言って駆け寄ってきました。
きっと、昨日の事、お母さんにお話した事でしょう。
日頃、おじいちゃんして貰いたいこと「だっこ」です。
お母さんのお許しが出たのでしょう。
多くの公園体操の仲間で、その事情を知っているのは私だけです。
両手を広げて、その子を受け止めてあげました。
「お孫さんですか?」いろいろな方から尋ねられます。
満願の笑顔のその子の一瞬を、女性写真家が逃しませんでした。
翌日、その子にその女性写真家から素敵な写真がプレゼントされました
そして、更に感動が続きます。
その子の夏休みの自由課題の作文が
「夏休みの思い出、わたしのおじいちゃん」 あの時の写真が貼付されてます。
先生の添書きが「良かったね!」と書き込まれております。
私だけにと、そっとお披露目してくれました。
未だに、その感動が忘れられません。
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何となく、絵本を読んでいるような気持でした。
多くの拍手を頂きました。