明日、誕生日を迎えます。
方々から、お祝いのメールが届くことでしょう。
私、72歳になります。
還暦から、また一巡り、今年の年男です。
至って元気、何事にも意欲的。
そんな中で、気になることが沢山あります。
お付き合いする仲間は、殆ど高齢者ばかり。
つい先日、ある会合で「健康づくりを通じての地域交流」の活動報告をしました。
今まで実践してきたことの報告です。
自信に満ち溢れた内容になってます。
聴く人にとっては、これからも期待できそうに思われているかもしれません。
でもね、不安を抱えている事も事実です。
私だけの不安かもしれませんが・・・
「シニアライフを生き生きと歩む会」
このブログに何遍も登場してます。
市民講座から生まれた自主的グループです。
地域交流仲間づくりを推進し、シニア世代の地域参加を応援しております。
団塊世代の人たちがリタイヤして、地域参加に躊躇していた頃、
自分たちの悩みを忌憚なく話し合って、作り上げた活動グループです。
それだけに、纏まりのあるグループになってます。
この年の10月、数えで10歳になるグループです。
会員は50名ほど。
最近では会員の紹介による加入者の比率が高まっております。
会員の意識調査でも、好ましい結果の数値が示されております。
傍目から見れば、大変恨めしい活動グループに受け止められている事でしょう。
町内会の老人会は新規加入者が少なく、その存続すら危ぶまれております。
なぜ、そんな現象が起こっているのか、想像が出来ます。
それと同じことが、紙一重の差で存在しているような気がするが、私の不安です。
「シニアライフを生き生きと歩む会」を立ち上げた仲間達は
あれから10歳の年齢を重ねました。
あの時の情熱は持ち続けているものの、若干意欲の衰えを感じております。
健康上の事由で退会者も出始めました。
共に培ってきた仲間が、一人去り、二人去りと侘しさが募ります。
一方、新規加入者にグループ立ち上げの頃の情熱を求めても無理です。
万障繰り上げての、積極的な自主的参加がこの会を盛り上げ、持続して来たという意識が希薄化してきております。
各種イベント作る事には参加せず、お気に入りの時だけ参加する、そんな傾向が強まってます。
無理強いは致しませんが、どこか寂しさが伴います。
この会が掲げる「地域交流仲間づくりとシニア世代の地域参加の応援」の目的は
既に達成されているのかもしれません。
昨年の暮れ、代表世話人が健康を損ね、顧問の私にその事務代行が託されました。
72歳の誕生日を明日に控え、この10年の自分自身のシニアライフを見つめ直す機会になりました。
忌憚のない意見交換が出来る仲間達に囲まれて、それなりに充実した日々だったと思います。
さて、これからどうするか?
初期の目的を達成した「シニアライフを生き生きと歩む会」の
今後の在り方と、密接な関りが伴って来そうです。
今までの人がその担い手になるのではなく、新たな人材を掘り起こして、託さなければなりません。
それが、今後の緊急な課題です。
定期総会も来月に控えてます。
代表世話人代行から代表世話人への移行が確実視されてます。
一年間という期間限定で、その役目を引き受ける覚悟が出来てます。
自主的活動グループの運営の難しさが浮き彫りになって来てます。
再び新たに立ち上げる事の難しさも、肌に沁みとおっております。
「シニアライフを生き生きと歩む会」の重たい舵取りを託された誕生日になりそうです。
「誕生日おめでとう」のタイトルに大分添わない内容になってしまいました。
元気で意欲のあるところを汲み取ってくださ