西向きのバルコニーから

私立カームラ博物館付属芸能芸術家研究所の日誌

屋形船でまいろ

2010年05月07日 21時29分00秒 | ステンショから
 JR片町線(学研都市線)「野崎(のざき)」駅。




 片町線は、私が子供の頃から、墓参りに行く際に利用する路線であるが、乗り降りするのはいつも四条畷か住道で、その間にあるここ野崎駅を利用したことは5~6年前に1度あっただけ。
 そして昨日、2度目の利用をした。

 その目的は「野崎参り」。
 駅から東へ3km余りの所にある、野崎観音こと曹洞宗福聚山慈眼寺(じげんじ)は、歌舞伎や文楽、落語などの舞台としても知られる。また毎年5月8日に営まれる「無縁経法要」は元禄時代から伝わる行事で、一般的には「のざきまいり」として親しまれ、5月1~8日までの間、駅からの参道には多くの露店が立ち並び、たくさんの参詣客で賑わう。

 90歳の母から「ようかび」と聞いていたこの行事に、私が初めて行ったのが、今から5~6年前。そして今回は、妻と二人で足を運んでみた。


 参道のスピーカーから繰り返し繰り返し流れる曲「野崎小唄」。お年寄りから小学生の女の子までが、口ずさみながら歩く姿が微笑ましかった。


野崎小唄 東海林太郎


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