大阪鉄道病院ではドクターイエローにお目にかかれず、赤星憲広氏(元JR)のポスターしかなかったので、思いきって42年ぶりに弁天町の交通科学博物館まで行ってみたが、やはり想像通り模型や玩具やグッズのドクターイエローにしか出会えなかった。ちなみに交通科学博物館は、来春閉館の予定だとか。
私が初めて交通科学博物館へ行ったのは、小学校5年生の遠足で。リニアモーターカーの模型が印象深かった。その後は確か天保山から遊覧船に乗って、大阪湾クルーズしたのを覚えている。現在のサンタマリア号のような大きな船ではなく、ちょっと大きめの渡船といった規模の、こじんまりした船であった。
昔、交通科学博物館へ行った時の写真が、今もアルバムにある。写真の私が被る黒い合皮製の野球帽には、YGマークが見られるのだが、翌年小学6年生での、伊勢への修学旅行時の写真にある同じ野球帽には、貼り替えられたHTのマークが確認出来る。阪神の帽子がなかなか手に入り難かった頃の話である。