写真は、昨日16時半頃の月。
この前日、一昨日の13日は、半月(上弦)であった。
子供の頃、お絵描き帖に描いた欠けた月に、皆「三日月」と記していた私に、三日月が厳密には陰暦3日の夜の月を指していることを教えてくれたのが兄。7歳上で絶対的な立場にいた兄から、今で言う上から目線で諭すように教えられたその時の鬱陶しさが、月の満ち欠けを見る度、未だに甦ってくる。
けど今は、欠けた月のことを何でもかんでも「三日月」と呼んでいる人を見ると、つい偉そうに教えてやりたくなってしまう私である。
「三日月」とは、陰暦3日の夜の月、つまり全部欠けてほとんど真っ暗になってしまった日から数えて3日目の月を言うのだ、と……。