西向きのバルコニーから

私立カームラ博物館付属芸能芸術家研究所の日誌

映画館で学生映画を(阪急淡路駅)

2009年06月09日 21時54分00秒 | ステンショから
 阪急京都本線&千里線「淡路(あわじ)」駅。

 大阪市営地下鉄堺筋線と相互乗り入れしている為、京都方面から阪急電車を利用した際、何度かこの駅で、天下茶屋行きに乗り換えた記憶があるが、改札口を出入りしたのは、先日7日が初めて。

 その7日(日)、この駅近くの映画館「淡路東宝2」で、宝塚造形芸術大学の学生が製作した3本の映画が上映された。
 淡路東宝には、一般の映画を上映している「1」と、貸しホールとして利用されている「2」の2つの映画館があり、今回の上映会は、この「2」がその会場となった。

 淡路東宝
 http://www.awajitoho.com/

 一方、私が度々参加してきた大阪芸術大学映像学科は、それまでの卒業制作展が、学生達にアカデミー賞みたいに賞をあげようといった意味を込めて、2006年度から「DAIGEI FILM AWARD」という名称に変わり、学内、大阪、東京でそれぞれ上映会を開催。これがちょっとした大イベントとなってきている。

 しかしながら私の知る限り、他の大学や専門学校等では、同様の大きなイベントは存在しておらず、そういう意味では今回のこの宝塚造形芸術大学の上映会イベントは、なかなか画期的な試みと言えるのではないだろうか?

 ともかく今回の上映会は、学生の作った映画が本物の映画館で、実際に多くの観客の前で上映されたことに、大きな意義があったと思う。
 勿論、私の出演した『今日の家族』(上野真虎監督)は、一緒に上映された他の2作品と比べても非常に完成度が高く、ひいき目抜きに素晴らしい出来栄えであったことも、付け加えておきたい。


 今後の関西学生映画の、更なる活性化と発展を期待したいと思う。


 余談であるが……、今年9月27日(日)、同じ「淡路東宝2」にて開催される予定の「伊丹映像研究会20周年記念イベント」。私が司会を担当することになっている。皆様、ヨロシク!


 伊丹映像研究会
 http://eizoken.at.infoseek.co.jp/




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。