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憂国の花束

右でも左でも無く、上でも下でも無く。

祖国日本よ! 誇り高くあれ。

Buon Compleanno, Principessa Antonia Tuguko!

2025-03-09 15:46:18 | 皇位継承
3月8日 承子女王お誕生日
そうか~、いつの間にか39歳になられたのですね。
Buon Compleanno, Principessa Antonia Tuguko!

😊 Antonia”


アントニオ猪木、、、鈴木宗男、いえ、何となく
アントニオ猪木氏は果てしなく繋がる人脈をお持ちだったようですが、Antonia Tuguko姫のお母さまの人脈も果て知らずのようですね。

高円宮家「承子さま」が39歳に 10年交際「鳥貴族デート」男性とのご結婚は? 「焦っていない」「恋愛と結婚は別」…記者に“本音”を語られていた
2025年03月08日 デイリー新潮
3月8日、高円宮家の承子女王殿下が39歳のお誕生日を迎えられた。現在、国会では安定的な皇位継承のための議論が進行中。その中で女性皇族がご結婚後も皇室に残る案が有力案として検討されている。承子さまは長年の交際相手がいらっしゃるとかねて報じられているだけに、そのご結婚の行方がますます注目されるのだ。実は承子さまは、過去に2度、ご交際について「週刊新潮」の取材に応じられている。その中で明らかにされた「結婚観」とは――。

😐 最近の承子さまに取材して結婚観をうかがったのではなく、「週刊新潮」2014年9月4日号、、、約10年前の記事をまとめて再掲したものです。

承子さまが10年前、取材に答えられ言葉

「当面、私は仕事に打ち込もうと決めているので…。父の務めていた名誉職などを母が全て継いでおり、私もしなければならないことが沢山あるのは自覚しています。ですから結婚は、少なくともあと3、4年は絶対にありません」

 「昔から私、結婚とお付き合いするのとは、完全に別だと思ってきました」

(2022年9月22日号)。場所はなんと、居酒屋チェーン「鳥貴族」。実に庶民的な店だ。相手は8年前と同じ、メガバンク系シンクタンク勤務の男性であった。 

それから3年――。さる宮内庁関係者によれば、 「交際は現在もお続けのようです。しかし、ご結婚の話は聞こえてきません。どうも久子妃が前向きでいらっしゃらない、と。また、久子妃は高円宮家の存続を強く希望しておられる。承子さまがご結婚、皇族から離脱されれば、宮家はご自身お1人となり、いずれ消えてしまいますから。承子さまはお母様のことを大変慕っておられますから、そうしたお考えを無碍には出来ないのでしょう。その意味でも、今後の国会での皇位継承に関する議論がどうなるのか、大いに注目されます」

😟 恋愛と結婚は別、とおっしゃりながら10年来の恋人がいる。
久子さまの狙いは「高円宮家」の存続でしょう。
高円宮家あってこその娘と孫の繁栄です。久子さまはどのような手段で高松宮家を存続させるおつもりなのか。
「女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する」案もこの状況では、今日明日には決まりそうもありません。承子さまは「急ぎません」と、面倒なことは全て遣りてのお母さまに任せて気楽な女王暮らしを満喫されているようですが、お相手の男性が何を考えているのか気になります。
交際10年、相手の女性は39歳になったが結婚に関しては母親の言うままで、いつ結婚できるか分からない。この状況を良しとする男性とはどのようなかたなのか想像が付きません。

当主と当主格
私がブログを始めたころ、宮内庁のHPには当主と当主格の説明があり、
皇族費の各宮家内訳にも当主と当主格について、つぎのような説明がされていました。

「三笠宮家、高円宮家は親王妃を当主格として当主と同額の皇族費となっている。」
細かいところで言葉は違っているかもしれませんが、そのような但し書きか付けられていたのですが、令和6年度の内訳には但し書きが無く、また、宮内庁HPにあった解説も消えています。


宮家の継承は、皇位と同じく男系男子継承です。
それは天皇に継承者が居なかった場合、直ちに宮家の男系男子に皇位を継承させるために辿れば天皇に至る男系を存続しておく必要があるからです。
宮家を男系女性が継承して当主になれば、その宮家の継承は女系になる。
宮家が女系の当主によって継承されれば、もうその宮家から男系男子の皇位継承者を出すことはできません。
三笠宮家の当主問題、高円宮家の当主問題は、皇位継承問題と切り離して論ずることは出来ないのです。
今上自らが「女性天皇」「女系天皇」やむなし、というような行動をされるので、宮内庁HPから当主、当主格という言葉が消えてしまったのだとしたら、それ、三笠宮家高円宮家の当主を彬子さま承子さまにする第一歩かもしれません。女子が継承することができない宮家を女子が継承する。男系男子継承の原則が足元から崩壊します。


良いニュース・・「干渉無用」国連への政府の対応

2025-01-29 23:20:16 | 皇位継承
日本の象徴天皇をめぐって心が暗くなるような報道が続く中、珍しく政府が国連に対してまっとうな姿勢を示したというニュースにほっとする。



政府 皇室典範改正勧告の国連委員会に異例の対応
2025年1月29日 19時28分 NHK
女性への差別撤廃を目指す国連の委員会が、去年、日本政府に対し、皇位は男系の男子が継承すると定めている皇室典範を改正するよう勧告したことについて政府は女性への差別にはあたらないとして、日本の拠出金を委員会の活動に使わないよう求める異例の対応をとりました。 

女性差別撤廃条約を批准している各国の取り組みを定期的に審査している国連の委員会は、去年10月、日本政府に対し、皇位継承における男女平等を保障する必要があるとして、皇位は男系の男子が継承すると定めている皇室典範を改正するよう勧告しました。

 これについて、外務省の北村外務報道官は、記者会見で「皇位につく資格は基本的人権に含まれていないことから、皇位継承の資格が男系男子に限定されていることは、女子に対する差別には該当しない。皇位継承のあり方は国家の基本に関わる事項で、委員会で皇室典範を取り上げることは適当ではない」と指摘しました。 

そのうえで、委員会の事務を担うOHCHR=国連人権高等弁務官事務所に対し、日本が任意で拠出している資金を、委員会の活動に充てないよう求めるとともに、今年度、予定していた委員の日本訪問を取りやめることを、27日伝達したと明らかにしました。

外務省によりますと、政府は、OHCHRに年間2000万円から3000万円程度を拠出していますが、少なくとも2005年以降、委員会の活動に使われたことはないということです。

政府が、国連に拠出する資金をめぐり、特定の活動に使わないよう求めるのは異例だということです。

😐 これで、愛子天皇派による秋篠宮ご一家への誹謗中傷が止むことはないでしょうが、政府が皇位継承について国連委員会に「皇位の男子継承は女性差別にあたらない」「干渉無用」の姿勢を示してくれたことは力強い。

”皇位につく資格は基本的人権に含まれていないから、皇位継承の資格が男系男子に限定されていることは、女子に対する差別には該当しない。”

これ、”男女平等”というひとつの言葉しか知らない愛子天皇派に理解していただけるでしょうか。難しいような気がします。


女王陛下の007?ドン・キホーテ?・・高森 明勅PRESIDENT Online

2024-07-27 04:32:48 | 皇位継承

高森 明勅がPRESIDENT Online に寄稿した女系天皇に関する論説。

高森氏は”女性天皇”なるものに憧憬でも抱いていらっしゃるのでしょうか、、、。
氏の論説を虚心坦懐に読んでも「何故女性天皇でなくてはいけないのか」というものが見えて来ず、「女性天皇!」「女系天皇!」という叫び声が耳に付くばかりです。



「女王陛下の007」的な?


ヴィクトリア女王に忠誠と敬愛を捧げたホームズ的な?

はたまた、、、、

ドン・キホーテ的な?

近くの村のアルドンサ・ロレンソという百姓娘を勝手にドゥルシネーア・デル・トボーソ という貴婦人と思い込んだドン・キホーテはドゥルシネーアの美しさ・気だてのよさ・その他の美点を世界中の人々に認めさせるために世界遍歴の旅を続ける。

007、シャ―ロック・ホ―ムズの憧憬の対象はそれぞれエリザベス女王、ビクトリア女王という立派な御方。
愛子さまを"此の上なく思いやり深く気品ある高貴な姫"と思い込んで、愛子さまのために、女性天皇!女系天皇!をさけぶ高森氏はドン・キホーテか?

国民の多くが素直に敬愛の気持ちを抱いている天皇・皇后両陛下とのご血縁が最も近く、そのお気持ちをまっすぐに受け継いでおられる方こそ、次の天皇として誰よりもふさわしいということ。
、、、言うまでもなく両陛下のご長女、敬宮殿下に他ならない。 

>皇位継承の安定化を本気で願うならば道は1つだけ。女性天皇を認めて、“直系長子”でいらっしゃる敬宮殿下が次の天皇として即位できるように制度を改正する、という選択肢しかない。 

>進んで「皇室の役目」を背負おうとされる、敬宮殿下の前向きなご覚悟が伝わる。 

😁 うわ言のように愛子さまを称え、既に底が割れている「寄り添う」エピソードを書き連ねて「女性天皇!」を叫ぶ高森氏の姿は、ジェームス・ボンドでもシャーロック・ホームズでもなく、もはや風車に突進するドンキ・ホーテ、、、
よし❗️これからはドン・キホーテ高森と呼ぼう



高森氏が伝家の宝刀として掲げる「継嗣令」が757年に制定された「養老律令」の一部、というところも時代遅れの槍を構えて風車に突進していったドン・キホーテめいている。

養老律令
時代とともに使い物にならなくなったが、廃令の手続きがとられないままに形式的には明治維新期まで存続していたという遺物のような律令。
(律と令。律は刑法,令は行政法・訴訟法などに相当する。)

大宝律令
日本古代の基本法典。701年(大宝1)制定。律六巻,令一一巻。刑部親王・藤原不比等らの撰。七世紀以来の諸制度の法的整備を示し,757年養老律令施行までの国家の基本法となった。現存しないが,養老令の注釈書「令集解」などによりその一部が知られる。



天皇の兄弟、皇子を皆親王と為す。女帝の子も亦同じ。

この時代、皇子は、天皇の子のうち男子を云う。
此処に「女帝の子」が出て来るので、高森氏は「古代には女系も認められていた」と言うのですが、、、
  • 推古天皇(在位:593年 – 628年)
  • 皇極・斉明天皇(在位:642年 – 645年、655年 – 661年)
  • 持統天皇(在位:686年 – 697年)
  • 元明天皇(在位:707年 – 715年)
  • 元正天皇(在位:715年 – 724年)
  • 孝謙・称徳天皇(在位:749年 – 758年、764年 – 770年)
😁 大宝律令、養老律令制定の時代には、6人の女性天皇がいらっしゃいました。その方々がどのような方々だったかは、日本の歴史に興味ある方なら誰でも知っている。

六人の女帝全員男系。しかも此の方々から女系の天皇は生まれていない。

ドン・キホーテ高森の論説は、あまり知られていない『継嗣令』を引っ張り出しても、あいも変わらず草壁皇子の子文武天皇を女系と見做した主張を出るところが無い。





動き出したのか?皇位継承問題

2023-11-23 20:24:36 | 皇位継承
哄笑と追従笑い

(産経新聞)
10月30日


「自民としても(皇位継承は)喫緊の重要な課題だ。議論に貢献することを示すため、党内に総裁直属の会議体を設けた」
首相は30日の衆院予算委員会で、皇位継承に関する新組織に初めて言及した。新組織は麻生太郎副総裁を座長としていた懇談会を格上げする形となり、旧皇族の男系男子の皇族復帰案を軸に検討を進める


(産経新聞)
11月15日
内閣法制局の木村陽一第1部長は15日の衆院内閣委員会で、皇統に属する一般国民から男系男子を皇族とするのは、門地(家柄)による差別を禁じた憲法14条に抵触しないとの見解を示した。

安定的な皇位継承策を巡り浮上する皇族の養子縁組を認め、旧皇族男系男子が皇族復帰する案に関し「憲法14条の例外として認められた皇族という特殊な地位の取得で、問題は生じないと考えている」と答弁した。

産経新聞
11月17日
自民党の麻生太郎副総裁は17日、安定的な皇位継承策を検討する総裁直轄の懇談会の初会合で「具体的な方策については皇室典範などの法改正の必要性を考えなければならない」と述べた。

同じく産経新聞、11月17日
皇族復帰の養子制度は合憲 内閣法制局が見解
内閣法制局の木村陽一第1部長は17日の衆院内閣委員会で、皇位継承策を巡り、旧皇族男系男子を皇族復帰させるため現皇族の養子とする制度創設は「憲法の許容するところだ」との見解を表明した。

養子制度は、政府の有識者会議が答申に盛り込んだ一案で、自民党内で有力視されている。

その上で、皇族復帰できる対象は「皇室典範に委ねられている」とした。

😐 自民党内では「旧皇族男系男子を養子にする」案でまとまったということでしょうか。
一時、与党自民党が力を入れていた「皇女制度」より、まともな案ですが「皇女制度」が立ち消えになったように、養子案も風向き次第では立ち消えにならないとも限りません。

皇族復帰できる対象は「皇室典範に委ねられている」

皇族復帰できる対象については、これ以上のことは、今のところわかりません。
養子の受皿となる宮家の選択も課題となります。
旧皇室典範は天皇の養子は認めていませんでしたが、女系派は愛子さまの婿養子容認を主張するでしょうね。

皇室典範は男系男子による継承を前提として定められていますので、守谷さんも絢子さんのところの男子も養子の対象にはなりませんね。
さして乗り気でなかった千家国麿氏を引っ張って来る力量がある久子さまですから、その気になれば旧皇族男系男子を養子に迎えるくらいはお茶の子でしょう。
愛子さまのご両親には、欣子内親王 狙いの目が出て来たということでしょうか?
ならば、やっぱりキナ臭い。
復帰の範囲と継承順位の取り決めは要注意です。
養子は実子と同じ扱いになることを忘れているかたが案外いらっしゃるようですが、今上の婿養子は今上の実子と同じになることをお忘れなく。

お子様のいらっしゃらない常陸宮さまが旧皇族男系系男子のご養子をお迎えになるのなら、既婚で妻子のある男子でもお気に召す方なら可でしょうが、未婚の女王がいらっしゃる三笠宮、高円宮はどうなのでしょう?女王方の婿養子以外の養子では人間関係が難しくなりそうです。そもそも亡くなられた方の養子になることは出来ないのでは?

😐 養子案が出ても、女系天皇派は諦めない。
日本本来の皇位継承は男系も女系も容認の「双系」:動き出した女性天皇論議
2023.11.21 高森 明勅←😁
神道学者で皇室研究家でもあり、「愛子さまを皇太子に」運動(主宰者・漫画家小林よしのり氏)のオピニオンリーダーの高森明勅氏

例えば奈良時代の715年、女帝の43代元明天皇の後に長女の44代元正天皇が即位した。元正天皇は母親だけが天皇で父親は皇族だが即位していないので、当時の律令の規定にある「女帝の子」に該当し、母親の血筋で内親王とされた。同時代の法的な位置付けでは明らかに女系による継承だったといえる。

😱


元明天皇の子だから、女帝の子、すなわち女系の天皇だと、高森氏は言うが、、
祖父は天武天皇、父は天武天皇の皇子ですから、男系女子の天皇です。

双系とは父母がそれぞれに天皇の血を引いているということですね。
氏は愛子さまを念頭に、「天皇には天皇の子がなるべきだ」という思いに取りつかれているので、天皇の歴史をあるがままに見ることが出来ないのでしょう。
天皇の歴史は「天皇には天皇の子がなるべきだ」というせせこましい結論をもったままで見ていては理解できませんですよ。






チャールズを女系と見立ててほくそ笑む人

2022-09-25 01:05:13 | 皇位継承
昨日、23日宮皇居・皇霊殿、神殿では秋季皇霊祭儀、秋季神殿祭儀が行われました。雅子さまは遙拝・お慎みでした。漏れ聞くところに拠れば儀式そのものは15分程度で終るそうです。



高森 明勅氏は神道学者、皇室研究家というが、その思想的背景はなんだろう?論説の進め方が学者にしては我田引水過ぎる。この人、国民をミスリードしようとしている?




同国としては久しぶりに「女系」の君主が即位されることになった。新国王のチャールズ3世だ。

ミスリードです。
そもそもイギリス王室には、日本の天皇のような「天皇の正統性は男系男子継承にある。」という考え方は無い。
一応継承順位らしきものあっても、あって無きがごとく、状況次第で、どうにかしようとすれば、どうにかなったようだ。

ミスリーダー高森に惑わされないように、少しだけお復習い。

 *「イギリス」は日本語、正確には「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国( United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)略してUK
国名からもイングランド人、スコットランド人、ウェールズ人、北アイルランド人がこの島の覇権を争った歴史が 浮かび上がって来る。




 *イギリスの王室に始まりは、諸説あるがノルマン朝 1066年ノルマン人のウィリアム一世即位をもってイギリスの王室の始まりとする説が有力。これ以後一人の王による国内統治が続いたため。
(実在と言われる天皇より600年くらい後だわ。しかもノルマン人ウィリアムは即位してもフランス王の臣下だった。)

最初の女王 メアリー一世 


ヘンリー八世 キャサリンーメアリー一世 (1553~1558)病死
       アン・ブーリンーエリザベス一世(1558~1603)病死
       ジェーン・シーモアーエドワード六世(1547~1553)病死

ヘンリー8世が1543年に制定した法律では、継承順位はエドワード、メアリー(後のメアリー1世)、エリザベス(後のエリザベス1世)であったが、1553年5月21日、ジョーン・ダドリーは自分の六男ギルフォードをエドワードの従姉フランセス・ブランドンの娘ジェーン・グレイと結婚させ、本来は継承順位が低いジェーンを後継として指名する遺言を崩御の床にあるエドワードに迫った。結局エドワードはそれを了承し、7月6日に15歳で崩御した。その4日後、ジョン・ダドリーはジェーン・グレイが女王になると宣言し、ジェーンは戴冠式に備えるためロンドン塔に入った。
ダドリー一派の目論見を危険視した政府は、急遽王女メアリー(メアリー1世)をロンドンへ呼び戻し、7月19日、民衆の熱烈な支持を受けながらメアリーは法に基づく正統の女王としてロンドンに帰還した。ジョンとギルフォードのダドリー親子、ジェーン・グレイは反逆罪で斬首刑となった。
(wikiより)
  
 ヘンリー八世が自分の血筋に拘ったチューダー朝は、5代エリザベス一世で終わり。エリザベス一世は生涯のライバルだったスコットラ女王の息子ジェームズを後継に指名。

 他に幾人かの王位継承権者がいたが、権力の移管は円滑に進められた。ジェームズの王位継承はヘンリー8世の第三王位継承法とヘンリーの妹メアリー・テューダーの系統が優先されるヘンリーの遺言を無視していた。これを調整するために議会は1603年王位継承法を可決した。議会が法令によって王位継承を統制できるか否かは17世紀を通じての議論となっている。(wiki)

自分達に都合の良い国王を立てるためなら、さっさと法を改正。



ジェイムズ一世を祖とするステュアート朝。チャールズ一世、チャールズ二世、の名がある。この二人のイメージが良くないので、チャールズ三世はチャールズ三世になりたくなかったそうだ。

ジェームズ一世の長男、チャールズ一世の子孫はアン女王で終わり、ステュアート朝も終る。アン女王には異母弟がいたがカトリックであったために、1701年議会は王位継承法を制定、王位はチャールズ一世の姉の娘ゾフィーの長男ゲオルグ(ジョージのドイツ語読み)へ。(このころドイツという国はまだ存在していない。300以上の領邦に分裂していた。)
またしても議会が新しい王位継承法を制定して、継承順位反古。
ミスリーダー高森が狙っているのは皇室典範改正による「愛子天皇」だろう。


1714年ジョージ一世即位、ハノーバー朝の祖。現イギリス王室のはじまり。

家名の改名 ハノーバー朝、ゴータ朝、ウィンザー朝
1901年のヴィクトリア女王の崩御後は、夫(王配)であったアルバートの家名を取って、サクス=コバーグ=ゴータ朝と称される。
その後、第一次世界大戦中に、ジョージ5世が敵国ドイツ帝国の領邦の名が冠されている家名を避け、1917年に王宮の所在地ウィンザーにちなみウィンザー家と家名を改称した。


英国で女系の国王が即位したのは、ヴィクトリア女王の後に即位したエドワード7世(在位期間は1901年~1910年)以来のことになる。 

ミスリードです。
スチュアート朝の祖ジェームズ一世も現王室の祖、ハノーバー朝の祖ジョージ一世も女系の国王です。

>ところで日本国内では、「女系」による皇位継承は、王朝の断絶・交替を招き、皇位の正統性が失われ、国民の分断を惹ひき起こして、日本はもはや日本ではなくなる……などという穏やかならざる主張が一部でなされている。

果たして、このたび「女系」の新国王が即位した英国でそのような事態が起きただろうか。

ミスリードです。
見て来たように、日本の皇位継承と英国の王位継承は意味が違う。
男系男子による継承に正統性を見て続けて来たのですから、そこを変えたら天皇ではなくなる。皇統とは種の継承です。男は種、女は大地。古代日本人の農耕民族らしい素朴な信仰がもとになっていることを忘れてはいけない。
英国の王位継承は王権の相続、すなわち、地上の権力の相続。まったく違いますね。
王権は男でも女でも手にすることができるでしょうが、種はそうは行きません。

そんなこと神道学者の高森が知らない筈が無い。
知っててミスリードするからイヤですね。