・・・と言いたいところですが、「啼声の正体」だけで勘弁してください。
一週間前のこの日は薄日の射す日でした。午後一番、久慈河畔の定点で開店して待ちましたが、しばらくオオタカの気配が有りません。
むしろ、普段ならチュウヒが回遊して営巣中のアオサギの群れを驚かせる辺りで、何時になく、声だけ騒いで、飛び立たない時がありました。眼を遣ると、竹林すれすれに飛んできたものが、…、どうやらハヤブサです。チュウヒより小さいせいか、飛び過ぎるだけだと判っているのか、アオサギ連中はわざわざ巣から飛び出さず、声だけで反応したようです。
開店後一時間近く経って、林の中央辺りで、聞きなれた縄張り音が聞こえました。20分後にももう一度聞こえました。
他方で、正面の林の上流側下流側、どちらにもカラスが数羽づつ集まって来て、ざわついています。不思議なことに中央部は避けているようです。
何か有るはず、と思って何時になく丁寧にサーチしましたら、左右のカラスのグループの間に、何か異物が有ります。自慢の84・56で撮って観察すると、後姿です!眼光と白眉斑を確認できます。
気付かぬはずです。普段から、声だけ聞こえて、姿無し、という悔しさに比べて、姿を見つけ、正体を確認できただけでも幸運でしょう。
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