前回のご報告から、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
大して進展してない、という思いから筆が進まなかったのと、家庭の内外に小さからぬ出来事が生じたからです。それでも、振り返ってみると、それなりに記録は有りますので、天気も悪いことですし、家に籠って順に記します;
4/16 前回最後の報告から3日目、私が定位置に決めた場所で、間もなく正午という頃、カラスが2羽、啼いて西方向に去ると間もなく、北の空が騒がしくなり、複数の鳥が絡み合っている様子。取敢えず撮って、撮影の合間に確認すると、3~4羽の猛禽が登場している。
先ずは、一羽のクマタカが、ノスリに絡まれている。それは、左翼に傷の有る見慣れた個体で、知人の観察では、体躯の大きさからして、メスであろうとのこと…。
尤も、ノスリ自体も、両翼に羽の欠損が見られるが…。
時間をずらして撮影した画像の中には、喉の縦斑がよく見える個体が居り、こちらは普段あまり見かけていない。先述のメスの相棒のオスであろうか。
ノスリが去った後、そのオスらしい個体が、降下姿勢を見せた。しかしその降下方向には、ノスリの巣が有るので、本気の襲撃か、単なるデイスプレイかは不明のまま…。
以上は、事象が生じてから、視野から猛禽の姿と啼き声が消えるまで、凡そ14分間という長い一幕であった。
次にクマタカが観察されたのは、それから一カ月以上後で、この間、本格的な営巣に入ったのであろうと推定している。
それは、5月18日のことで、しかも、向かいの稜線の林頂部を低く目立たぬように、そそくさと通過しただけの姿であった(見出して、樹陰に消え入るまで数秒間)。
以上、1~2km程度の距離が有るので、リニアに4倍のトリミング使用。
この間は、主役不在で、4/20、 5/2、 5/4、 5/13、 5/14、 5/16、 5/21、 5/23、 5/25、等々、専らノスリのみが観察された。
この他、4/19、 4/23(ノスリの声のみ)、4/30(アナグマ出現)、 5/2(花園神社奥の落石確認)、5/6、 5/18、 は、撮るべきもの無し。
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