昨日は、曇天でも明るいので、急ぎ野暮用を済ませて、昼過ぎには久慈河畔に駆けつけました。
しかし風がだんだん強くなります。重い金属製三脚ですが、さすがに転倒が心配で、サンドイッチに齧(かぶ)り付く間も、空いた片手で支えていました。
ふと頭上を見ると、小さな鳥が苦労しています、と見る間に降下して来ました。浅瀬に下りたのは、何と、ハヤブサではありませんか!結構な飛翔力が自慢のはずのハヤブサが、見っとも無い、というのが第1印象でした。
しかし、撮影する間にも、真正面からの北風で、カメラごと、倒されそうになった瞬間があります。
見ると、胸の模様から、幼鳥か若鳥か、というところでしょう。強風に苦労するのも仕方ないのかもしれません。
ハヤブサは、浅瀬に降りて、場所を2度ほど変える間も、キョロキョロと上目遣いに辺りを警戒していましたが(前半約5分)、結局水浴をして見せました。と言うのも、強風に負けて川に叩き落されたのが恥ずかしくて、水浴でごまかしたように見受けられたのです。観客は私一人でしたから、確かめようも有りませんが…。
2度目の移動は、浅瀬を歩行で移動したのですが、左右の足を交互にバランスよく動かしていたのが印象的でした。カラスだったら、2本足をそろえて横にピョンピョン跳ね動いたり、尻を大袈裟に振るヨチヨチ歩きだったり、それに比べると、よほどスマートでした。
飛び立つまでの9分間のうち、後半の4分間、断続的に水浴していました。
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