先の土曜日、クマタカを求めて、RANさんの幸運に肖(あやか)ろうと、県北のダムに出かけましたが、結局この日も空振りでした。十回近い連続空振りです。
帰路、オオタカの昨今の消息を探ろうと、久慈河畔の定点に立ち寄りました。
しかし、ここでも不調で、初冬の午後の陽射しも赤らんできて、帰り仕度を始めたころ、私の後方右手上空から200m上流の砂洲へ、羽ばたきも無く斜め一直線に飛び降りたものがいます。
慌ててカメラ系を再セットして撮ってみますと、どうやらハヤブサ幼鳥。道理で、幼鳥とは言え、達者な滑空でした。 クマタカの代役のオオタカも不都合で、その代役が舞台の端にお出まし。 距離はたっぷり200m、写真は不出来です。
よく見ると、胸の辺りがたっぷりと膨らんでいて、食後、満腹の状態での水飲みのようです。(アオバトのようには上手くないですが…。)
一言触れますと、結構近距離にまで、ハクセキレイが近寄ってきています(右の白っぽい2羽)。オオタカの時にも見られることです。ちょっとした仕草でパッと飛び退きますから、全く安心な関係ではなく、寧ろテリトリーを守る行動かもしれません。
この鳥が飛び立ったのは、着地からちょうど10分後、かなりゆっくりした水飲みでした。来た時のまま、上流方向へ飛び去りました。そろそろ帰巣時刻に近いはずですが、あちらに塒が有るのかどうかは不明のままです。
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