今朝の太陽は雲の間から登場。
秋も半ばを過ぎ、最近は空を見上げることが多いです。高気圧と低気圧が入り混じる秋は、よく晴れて空が澄んでいる日もあれば、薄雲が広がる日もあり、空の観察が楽しい時期です。
さて、今日は太陽の大きさのお話。
太陽 直径140万km
地球 直径1.3万km
実際の大きさでは言えば、太陽は地球の110倍くらいある大きな星です。
でも実際に普段目にする太陽はそこまで大きくは見えません。
旅に出ると、夕日や朝日の写真が増える気がします。日常ではあまり意識していないのに、非日常では朝日や夕日を眺めるのが一つのイベントになったりするわけです。
で、こんなことをして遊んだり…(笑)
そして、そんな写真を眺めるうち、いつのまにか実際に見える太陽の大きさより、意識の中ではずっと大きなものと認識してしまうようなのです。
実際、直視できる時は薄雲で滲んだり、露出オーバーだったりで、大きく見えたりしますし…
でもでも、実際に見える大きさって、本当はこんな程度なのですよね。
↑これが、今朝雲の間から見えた太陽の大きさです。
110倍もの大きさのある太陽が、たったこの程度にしか見えないくらい、地球と太陽は遠く離れているのです。
そして、それにもかかわらず、私たちが住む地球は、太陽という星があることによって、気温が保たれ、季節が変化し、生き物の命の輪が巡り…。水が流れるのも、大地が造られるのも、全部ぜんぶ、太陽あってのことだと思うと、この奇跡的な巡り合わせに感動を覚えずにはいられません。太陽がなければもちろん、近すぎたり、遠すぎたりしたって、今の地球は存在していないのですから。
そのことを実感したのは皆既日食をこの目で見た時でした。
右上の光の輪の中にある小さな黒い点が、月の影に隠れた太陽です。
ニュースなどで見ると、太陽が大きく映し出されますが、頭の真上(比較対象物がない位置)で見える太陽はこんなにも小さいのです。
そのことにとても驚かされました。
そして皆既日食前に撮影したピンクのハレーションを起こしたこちらの太陽↓
実はこの記事を書くために、グーグルフォトで、これまで撮影した「太陽」の画像を検索したのですが(検索機能、ほんとに便利♪)、それで気がつかされました。
太陽が南中近い時は、光量オーバーで、大きさも色も鮮明に映らないものなです(え〜っと、少なくとも私が使っているスマホカメラでは)。
そもそも眩しすぎて、太陽にカメラを向けるなんて、虹色現象が出た時くらい。それにしたって、スマホカメラでは綺麗な色には撮れません。
日食中は光量が少なくなっていたからこそ、こんな写真が撮れたのかなと…
おそらくかなり食が進んだ状態だったと思うのですが、太陽って、それでもここまで明るいのです。
だって皆既日食中、月の間から漏れる光だけでもこれですから↓
日中に太陽を撮影するのはとても難しいということです。
太陽を眺めながら、そんなことを考えた1日の始まり。
奇跡の星で今日も頑張って生きよう!!
【今朝のおうちごはん】
・横浜に帰るので、冷蔵庫の残り物を全て投入したリゾット(笑)
・牛乳も飲み切る
今日もいい日になりますように!