2021年1月17日・・・人類の夜明けだ。
今年になって、メビウスの「1/350スケール 2001年宇宙の旅 ディスカバリー号」を製作しているんだが、ふと思い立って映画の冒頭に登場するヒトザルとモノリスを作りたくなった。
そう、人類の夜明け(THE DAWN OF MAN)と呼ばれる場面だ。
なぜ突然に思い立ったのかは分からない。
モノリスに触れたヒトザルが何かの啓示を受けたかように、私の心の中で何かが弾け、「作らねば!」という意識が芽生えたのだ。
2001年宇宙の旅やモノリス(2001年宇宙の旅)についてはWikipediaに分かりやすくまとめてくれているので、そちらを参照してほしい。
そんなわけで、ディスカバリー号の製作を中断し、ヒトザルとモノリスの材料を調達して製作にとりかかった。
ヒトザルはタカラトミーの動物フィギュア「アニア」のチンパンジーの中古品を購入して改造した。
肩と股の関節が可動なので少しはポーズの変更ができる。
ちっちゃなバナナが付いてるが、白く塗ったらヒトザルが争いに勝った後に空に放り投げる骨にできるかも(笑)。
そのままではチンパンジーにしか見えないので外科手術でヒトザルに見えるように改造した。
映画みたいに全身を毛むくじゃらにしようと苦心したが、難しくて途中で挫折した・・・。
頭部だけ毛を立たせて、体はペイントでごまかした。
映画のような歯茎むき出しのワイルドな感じにしたかったが、間抜け面になってしまった・・・。
足が短いままなのは仕方がない。
モノリスは角材と100円ショップで買ってきたプラ板(透明の下敷き)を組み合わせて作った。
正しい比率は1:4:9だが、なんとなく分厚く見えてしまう。
映画のモノリスは演出のために薄く作ってあると聞いたので、あえて比率を少し変更して薄くしてみた。
マットブラックのスプレー吹いて完成だ。
つや消しのプラ板があったら手間が省けてよかったんだけどね。
岩場のジオラマを作ってもよかったが、とりあえず木製展示台の上に置いてみた。
これを作ったことで自分の中で何かが変化したような気がする。
少しは進化しただろうか・・・。
いつかはスターチャイルドになりたいと思っている(笑)。
一区切りついたので、途中になっていたディスカバリー号の製作を再開した。
あと少しで完成だ。