前回諦めた展望園地に向け・・・激早足~
林の木々は上側のみ日が当たっていますが
足元はかなり暗くなってきています
ウリがクマならそろそろ活動時間
立烏帽子駐車場から展望園地までは約2.2km
疲れきってるウリには長い距離ですしばらく高速で歩いていると~
やっと分岐の看板!
前回はここで展望園地を諦めて未舗装の車道を選択
しかし今回は~迷わず展望園地に向かいます登って行くと・・・トイレと水場がありました
顔を洗わしてもらって~サッパリ
その先に・・・ベンチがいくつかある園地がありました!
来た~!
夕暮れの山々を見ながら・・・しばし感動
山頂程の展望ではありませんが
この場に立てた事に素直に感動です
ここから管理センターまでは1.3km
鈴と折畳み椅子の音を鳴らしながら~無事下山
幸い動物や蛇にも会わずに広島県民の森を満喫した秋の一日なのでした
立烏帽子山を満喫し下山します
立烏帽子山駐車場側に降りて行きますが・・・
最初は大岩等があり・・・難所
木に捕まりながらやっと降りて行きます
ここでも写真を楽しまれているご夫婦に会いました
難所を過ぎたらクネクネと急降下たちまち立烏帽子山駐車場です
ココにはトイレもあり数台がまだ駐車していました
トイレを拝借し顔を洗って~管理センター方面に向かいます
車両通行止めの鎖のある脇から遊歩道に入ります
ここから管理センターまでは・・・3.5km
ブナやモミジもある綺麗で歩きやすい道ですが夕暮れが近づいて来ています
前回ほぼ同じコースを歩き
時間切れで展望園地を諦めたウリ
今回こそは!と頑張って展望園地を目指します
目撃情報はありませんが
夕暮れは山の動物達の活動時間怖がりのウリは薄暗くなっちゃうと山道を歩けません
疲れていますが~早足!
しかし鈍足ウリの早足ではなかなか進まず
遊歩道にはドンドン夕暮れが忍び寄って来ます~
池の段から一旦下っていきます
目の前には萌え萌えの立烏帽子山
一組のご夫婦が花などの写真を撮っていましたこんちは~
ご夫婦のいらした辺りにはリンドウ等の花がありました
ご夫婦で山の花を愛でるなんて~素敵な事ですウリは・・・景観を楽しむだけだし・・・
妻にいたってはトレイルランニングですから・・・小さな花を愛でる感覚に乏しいウリ夫婦
まぁでもお互い自然が好きな事は
素直に良しとしておきます
池の段から鞍部に下りたらいよいよ登り
距離はありませんが足もヨレヨレなので
ちょっと頑張ります
岩が多い立烏帽子山への上り坂
本日予定の最後の山にして最高地点
そして~登頂!立烏帽子山 標高は1299mです
狭い山頂で最後の着替えをしゆっくり休憩をします
もうだいぶ日も傾き
夕暮れ時独特の空気が流れてきますさぁ!もう一踏ん張り~
後半・・・きつくなってるところにもってきて~
この池の段の登りは・・・応えました
しばし休憩です
ホームセンターで買った折畳み椅子は
この日も大活躍
小さくならないのが難点ですがリュックにぶら下げてます
池の段は原っぱなのでまさに360度の大パノラマ
ウリの他に一組のご夫婦が景観を楽しんでおられます
立烏帽子駐車場竜王山駐車場からなら
鞍部まで上がってきてココまで来れそうです
・・・て、ゆーか彼らにとって見ると
必死顔のウリが不思議そうに見えるのかもしれません
(ただでさえ人相良くないのに・・・)
呼吸を落ち着け今まで歩いてきた山々を見渡します
この比婆山一帯は綺麗な山々が連なり
壮大な景色が広がっています特にこの池の段周辺の山々は赤や黄色に色付き
秋色満載!
これから向かう立烏帽子山方面に目を向けると~萌え~
傾いてきた日差しがその色をいっそう引き立て
ウリには輝いて見えたのでした
越原越周辺のブナ林を満喫出来たので
いよいよ池の段に向かいます
分岐の案内から暫らくは木々の中を登ります
木の根の上は優しく歩きたいウリですが疲れもピークだし・・傾斜もあるし・・・
あまり足元まで気が回りません
ぜ~ぜ~言いながら木々を抜けると~
やっと見晴らしの良い場所に出ます
ここまでが池の段の登りの前半戦・・・・
さらに小岩のゴロゴロとある道が上まで伸びています
日差しが優しい今の時期なので助かりますが真夏だったら・・・間違い無く難所
・・・まぁもうすでに疲れているウリには十分難所なんですが・・・でも
この辺りの低木は真っ赤に色付いています
モミジの紅葉には早く
ブナ等の黄色い紅葉を楽しんできましたが池の段周辺のこの赤い紅葉には感動です
小岩の多いガレ場を少し登っては振り返り
その色や今まで歩いてきた山々を見渡し~
景観に助けられながらやっと登頂です
池の段は標高1279mの原っぱ
気持ちの良い秋の風が吹きぬける場所です
会いたかったイチイの木々にも会え
ルンルン先に進みます
緩やかに鞍部へと降りて行くのですが
この区間は~本当にブナが綺麗
神話の山比婆山一帯には、
約100ヘクタ-ルのブナの原生林が広がっているそうです
このブナの林は日本海型と太平洋型の特徴を合わせ持ち
国の天然記念物に指定されています。
(参考 広島観光ナビ)~
10月20日のこの日は~
黄色に色づいた見事な紅葉
何時来てもこの区間は気持ちがいいのです
ちょうど下りきった場所にあるベンチで休憩
歩いてる時には気が付きませんでしたが
サラサラ・・・と葉の落ちる音・・・
しばし目を閉じ・・・その音を楽しみます
耳でも秋を満喫
これから・・・後半戦の一番の頑張り所
池の段の登りが待っています
この鞍部辺りを越原越といい池の段は迂回も出来ます
立烏帽子駐車場竜王山駐車場から
迂回路を通れば割と楽にこの空間に来れるはずです(ウリは歩いたこと無いのですが・・・)
比婆山山頂・・・てゆ~かこの辺りには
その昔やっぱり凄い文化があった気がします
条溝石に建物跡の基礎石・・・
伊邪那美命・・・
この辺り一帯に栄えた一つの文明の長
そのお墓がこの比婆山山頂の御陵・・・
そしてもう一つウリが山頂で楽しみにしていたのが~
「イチイの木」
岡山中心にいろいろ山歩きを楽しんでいますが
野生の立派のイチイの木は
ココのが一番なような気がしますたいこ岩に向かう間にもこのイチイの木はあり
その独特な風貌に
何度も立ち止まって見入った程です
帰宅後ですが調べてみると~
キャラボクもイチイの変種
・・・という事は大山のキャラボクも親戚になります
その風貌だけが印象強く
何となく会いたかったイチイの木
一つ勉強をしたウリなのでした
条溝石の詮索は学の無いウリには
まったく収集がつかないので
諦めて次の目的地に向かいます
ココ烏帽子山から比婆山の縦走路は~
標高差も少なく快適ゾーン
烏帽子山登山道から続いているブナも綺麗で申し分無し
ルンルン歩いて行くと
大きな岩がアチコチに見えてきます
それを過ぎると直ぐに御陵と呼ばれる比婆山山頂です
標高は1264m!
山頂にあるゾーンは鎖がされていて
中には入ることは出来ません
その代わりに正面に小さな祠が奉ってあり
数名の方々が写真を撮りあっていましたう~ん・・・
伊邪那美命(いざなみのみこと)のお墓らしいし・・
写真は・・・まいっか
ということで・・・ウリは今回御陵脇に伸びている
「たいこ岩」方面に足を伸ばしますやはり条溝岩の事が未だ引っかかっていて
前には行かなかったこの岩に興味が湧いたのです
脇道を暫らく下っていくと・・
建物跡のような石の磯があり祠が奉ってありますその奥が「たいこ岩」
さらに奥には井戸のあとがあるそうですが
ウリの目を引いたのが建物跡の基礎石すごくきっちりと作られた基礎石
こんな山の山頂近くで何と立派な技術・・・・
着替えもして~さっぱりしたウリは
烏帽子山山頂を観光します
山頂に大きな岩があり・・・これが烏帽子の由来
何トンもある大きな岩が奥にあり
説明板も設置されています
あいにく・・・ココの周りにも人が多く居たのでちょこっと写真を撮りに行っただけ・・・
さて、この烏帽子山山頂にはもう一つ
条溝岩という奇岩があります
大きな岩肌に規則正しい溝が掘られた岩
説明板によると・・・人工的なのではないか?
との事でしたが、真実は解りません
これって・・・何か奉り事に使われていた気がしました
しかもこんな高い場所にあるのって
生贄とか・・
そう思うと急に風も冷たく感じます
気を取り直して山頂に戻り休憩をします
マイチェアを取り出し人々から離れた場所で一服
はるか昔にもここに人が居たのは事実
でも・・・人里離れた山の山頂
その方達がどういう生活をしていたかは解りません
のんきに生きてるウリには想像もできないのでした・・・・・・・・
出雲峠から烏帽子山へ向かいます
1.6kmの距離なんですが
ずっと登りが続く道・・・
出雲峠から最初は薄暗い林の中へ入りますでもココの木々は独特で~ウリは好き
林を抜けると谷を巻く様に烏帽子山に取り付きます
先程の団体さんはず~っと先に行かれてるようで
谷の紅葉は~独り占め!
少し雲が出てきて光があたったり翳ったり・・・
登山道は登りやすい感じなんですが
前回同様後半戦のウリはぜ~ぜ~
・・・山頂が近づいてくると・・・
沢山の話し声が聞こえてきました先程の団体さんかな?
・・・と、山頂に着いてみると・・・
先程の団体さんとは別の団体さんや
ご夫婦やら単独の方やらがた~くさん休憩中です
烏帽子山山頂にはベンチも芝生もあって広いんですが
超満員
登りで汗をかいて・・・また着替えをしたいんですが
身を隠す場所もなく~
みなさんの前で生着替えを遂行!!
一応・・・後ろ向きでササっと着替えちゃいました