山と自転車

熊本県熊本市在住の「ちよ」です。ロードバイクの事を中心に書いています。

震災後初、俵山越えて南阿蘇へ

2017年04月19日 19時53分20秒 | 自転車
今日は休み。
4時出発の予定が寝坊して6:30出発。


ブログ友達みきたかさんの俵山展望所経由で南阿蘇に行かれた記事を読み、私も早速行ってみる。


国体道路を通って、西原村の三宮神社方面へ。

この前は工事はなかったけど、本日は4箇所くらい荒れた路面を均す工事が行われていた。

その後は大切畑地区に向かって、


最大11%の坂を350m上って、


マジックで書かれた看板から右折すると、


西原村「萌の里」の向かいの鳥居に出る。



でも私はマジックの看板で右折せず、「更紗」の立て看板に沿って進み、更紗のお店の先から右折。


何故ならこっちの方が坂が緩い気がするので・・・。


道なりに進むと県道28号線に出る。萌の里の100m先くらい。




俵山トンネルが開通してから車でもまだ通った事がなかったので、どうなっているのかドキドキ。


まずは痛々しい姿の「桑鶴大橋」
これを修理するのは大変な作業だろう。


2012年に撮影した「桑鶴大橋」




「この看板、懐かしい」と思ったけど、よく見ると看板も建てられている場所も変わっていた。


今上ってきた28号線を真っ直ぐ進むと、自然と俵山旧道に繋がっていた。


2015年に撮影した俵山旧道入口。
中央に見える道が俵山旧道の上りで、左にカーブする道が俵山トンネルへ続く道。


8:30に上り始めたけど、結構車が多いので大型車が通る時は横に避けながら走る。ここは最初の急坂。


今までと変わらない景色。



上り始めて何kmか忘れたけど、真っ直ぐ行くと俵山トンネル、右手に行くと俵山展望所方面。





土砂崩れの跡が何箇所かあったけど、俵山旧道自体はあんまり変わってなかった。
俵山トンネルを出たり入ったりする車をしばらく眺める。


取り外された風車。
一機だけ回っていた。


そして、およそ1年振りに俵山展望所到着。
景色を見ながら上っていたので、1時間半くらいかかった。その間通った車は2台だけ。

登山客の車が5台ほど停まっていた。
ここの風車はよく見るとゆっくり回っていた。

懐かしい景色に感動。



でも道に小石が散らばっているところもあるので、注意。





俵山峠を下ったら、阿蘇大橋方面へ行ってみるが、通行止め。(荒牧旅館先)


引き返して、阿蘇の山々を見ながら走る。
震災前と変わらず美しい山々。




そして前方より自転車乗りがやってきて挨拶すると知っている人!

すぐにわかりました。
ブログにコメントを頂き、今年の天草下島一周サイクルマラソンで初対面したmasaさんだった。

masaさんは品が良くて、洗いたての白シャツが似合う爽やかタイプ。

masaさんは上り坂が好きみたい。
今日は地蔵峠から南阿蘇入りして、この後裏俵山経由で帰られるとのこと。
凄いなぁ。地蔵峠は坂が長くてキツいんだよなぁ。


でもちょっとワタワタされて、どうしたのかなぁと思ったらさっき服の中にミツバチが入ったとのこと。
へぇーミツバチが入ることもあるんですね。
私はさっき口に小さい虫が入ってペッてしたけど、その事は黙っとこう。

「お互い気をつけて帰りましょう」とお別れする。



昼食予定地としている「あそ望の郷くぎの」に到着。
ここからの景色も最高なんだよね。

左から夜峰山、烏帽子岳(奥)、御竃門山、中岳、高岳、根子岳。



復興支援イベントとして「猿まわし」が行われていた。


震災後、復興支援でたくさんのイベントが熊本で行われたけど、どれも行ったことがなかったので今回見ることが出来て嬉しかった。

猿可愛い。
猿にも色んな人生があるんだなぁと思う。



阿蘇の道の駅でよく買う「肉巻きおにぎり」と「プリン」

やっぱり阿蘇は牛だよね。


周りを見渡すと家族連れやカップルが多い。
風に飛ばされたビニール袋をカップルの多いあそこの池まで追いかけたのは想定外の出来事だった。




帰りは向かい風。
帰りは裏俵山から帰ると決めていた。
ここだったら8〜10%の坂を3.3km頑張れば頂上に着くことが出来る。
確か裏地蔵は12km上らないといけなかったのでこっちが4倍楽。


俵山峠を越えて下っていたら、後輪がグリップしないので何かなぁと思ったらパンクしていた。

今日は舗装工事中の砂利の上を走ったり、路面が荒れていたり、小石が浮いている所をたくさん走ったのでパンクしそうな気はしていた。

ちなみに自転車人生でパンクしたのは4回目で、一人で走っている時のパンクは初めて。
「落ち着いて。私なら出来る」と言い聞かせ、深呼吸してからパンク修理を開始する。

チューブ入れ替えよりCO2ボンベの方が苦手なんだよなぁ。
昔CO2ボンベで空気を入れた後にチューブがパーンと破裂したことが2回ある。
あの音は心臓に悪い。

CO2ボンベで空気を入れて、5分くらいちょっと離れて様子を見る。




・・・大丈夫そう。
タイヤを触ったら空気も抜けてないので、上手くパンク修理出来たみたい。

俵山を下りきったら寄る予定はなかったけど、急遽「萌の里」に立ち寄る。


一人で初めてパンク修理出来たお祝いをしないとね。(*ゝω・*)
もうこの歳になると誰も祝ってくれないし、祝う出来事もない。
「いちごのソフトクリーム(300円)」

( ゚Д゚)ウマー


久々の自走での南阿蘇村。
地元の方はまだまだ大変だと思うけど、震災前と変わらない素敵な風景に癒された。
閉店したお店もあるけど、新しく出来たお店も見つけたので、今度はパンクしにくいタイヤでまた行こう。

走った距離:91km
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