(自転車ひとり旅―秋吉台・萩編―続き)
浜田駅から始発に乗って、出雲大社へ行く。
浜田駅から2時間15分だった。
結構遠い。

出雲大社は縁結びで有名。
5年前、独身女性3人で行ったことがある。
まずは駅のパン屋さんでパンを買って、外のベンチで頂く。

この時点で、24時間寝てないけど眠くない。
9時になった。
もうジャージは着替えてるし自転車には乗らない予定だったけど、出雲大社から輪行すると途中で乗り換えをないといけないし、タクシーだと3000円以上かかるので再度自転車を組み立てて自転車で行くことにした。
出雲大社までのサイクリングロードがあったのでそちらを通る。 

出雲市駅から出雲大社まで9㎞くらい。
レーパンを履いていないので、尻が痛い。( ー̀ωー́ )
苦痛で立ち止まり空を仰ぐ。
空は青い。

迷うことなく進み、サイクリングロードの終点が稲佐の浜だった。

神無月に神様の会議が出雲大社であって、その時全国の神様はこの浜から上陸するそうだ。
神様が上陸する姿を想像したらワクワクする。
写真を撮っていたら、地元の年配の男性が出雲の言い伝えや見所を詳しく説明して下さった。
ありがとうございます。
稲佐の浜近くの屏風岩。
その方が教えてくれなかったら行かないはずだった。
この岩のところで神様の会議があったそうだ。 

そして、出雲大社に到着。





先ほどの方が、「出雲市には日本一が5つあって、話のタネになるから覚えて帰るといいよ」と教えてくれた。
①日本一高い鳥居

②日本一大きいしめ縄。

③日本一高くて大きい国旗掲揚塔と国旗。国旗の大きさは畳75畳分。

④見損なったけど、日本一(東洋一)大きな灯台(出雲日御崎灯台)。(稲佐の浜から8㎞先)
⑤もう一つは本殿の高さだったかな。忘れた。 

参拝する時は、「2礼4拍手1礼」
大国主大神様(おおくにぬしのおおかみ)はいつも日本海側を見て座られているので、本殿の正面からでなくて日本海側からお参りしたらいいよと以前ガイドさんに教えてもらったので、横からも参拝する。

実は今回、大国主大神様にどうしても言いたいことがあってやって来た。
5年前一緒に参拝に来た独身女性3人とも未だに独身だ。
これはどういうこと?
まぁ神様を責めても仕方ないので、ぜんざい氷(800円)を食べたら帰ろう。


あぁ…。
帰りは尻の痛みが更に悪化している。
サドルに座っていられない。
しかもガーミンもスマホも電池切れで帰り道がわからない。
尻のためにも短距離で帰りたいのに。
でも頑張る。
これを乗り越えたらきっと良いことがある。
きっと…。(`ロ´;)
きょろきょろしていたら、出雲市駅行きのバスを見かけたので、後を追ったら無事に駅に着いた。
やったね。
13時に駅で出雲そばを食べて、お土産を買って、もう熊本に帰っても良かったけど、入浴と洗濯と充電をしたかったので駅前のホテルに泊まる。(出雲グリーンホテルモーリス)

久々の睡眠だったので、よく眠れた。
翌朝6時起床。
6時39分の「スーパーおき」に乗る。

新山口駅まで行く「スーパーおき」は3便しかないので、乗り過ごさないようにしないと。
自由席の連結部分側に広いスペースがあって、そちらに自転車を置けた。

自由席は空いてて余裕で座れた。
来た道を電車で引き返す。

海岸線沿いは結構揺れて、車酔いした。

酔った時は寝るに限る。
3時間以上かかって新山口駅に到着。

駅弁食べながら熊本駅に到着。

雨予報だったけど、降ってなかったので熊本駅でまた自転車を組み立てる。


もう尻の痛みは和らいだ。
私は試練を乗り越えたのか。(•̀ω•́ )
お土産はこれと他にお守り。


翌日、職場の独身後輩達に出雲大社に行ってきたことを報告。
3日間、人とまともに話していないので、饒舌多弁になる。
とにかく後輩達には、今後の私を見といてねと伝える。( *• ̀ω•́ )b
後輩の一人が出雲大社に行って、絵馬に「良いご縁がありますように」と書いたつもりが、ご縁の縁を「緑」と書いて悔やんでいたのがウケた。
わざわざ遠くまで行ったのにそれは可哀想。