チーママの庭とウサギたち

チーちゃんのママことチーママです。植物とウサギと戯れ、マイペースでハンドメイドをしています。

春を食す

2011-05-09 23:00:34 | 生活
昨年 いつもの栗園さんからのお誘いで、クマガイソウ鑑賞を兼ねて蕨を頂きに行きました。
そして二輪草やイカリソウやヒトリシズカ(これは駄目になってしまいました:涙)を頂いてきたのですが、今年はご連絡がなかったので「もうきっと駄目だよね」と、先週ママちんと話していたのですが。


先日のイベント参加中に、わざわざお電話いただきました。
残念ながら5日には伺えなくて、それを過ぎるともう蕨は終わり。
「残念ですけど伺えないから、また来年に」とお願いしたら、少しならあるので送ってくださるとのこと。



前の日に採ったばかりですので、まだどれもピンとしています♪
なんてきれいな蕨でしょう!!
もう惚れ惚れしてしまいます。

早速料理にかかりました。
来年用のメモ代わりに調理方法を書いておきましょう。

1)お鍋に並べて(入らないので半分にしました)、同送の灰を上からかける。
2)煮立たせた熱湯を、ひたひたとかぶるほどに上からまわしかける。
3)そのまま蓋をして15時間。
 置きすぎると、ヤワヤワ ぐずぐずになってしまいます。硬めにする時は14時間で良いようです。
4)柔らかくなった頭が取れちゃったりしないように、そっときれいな水の中でゆすって灰を落とす。
5)食べごろに切ってお鍋に入れて、ダシの素とお醤油を少々まわしかけます。
 水を加えちゃいけません。蕨から十分水気が出ますから。
6)ちょっと火にかけて、汁けが出たら火を止めて、ざっとひっくり返して汁をからめて冷まします。

冷める時に味がしみ込みますので、我慢で放置ですよ(笑)
火をかけ過ぎたり、水分を加えると、見事溶けちゃいます!!
採りたての生ワラビは水分が多く、熱湯だけで十分火が通るのです。

ひよこ家も来ていましたので、洗いたてにめんつゆかけて試食。
ひよこママが気に入ってくれたので、お土産にしてもらいました。
帰りがけに髭猿さんのところにもおすそ分けを持って行ってもらい、夜遅く帰宅したママちんがバクバクと食べ・・・


あっという間に、2Kg完売しました(爆)
日持ちしないものですから、作った日に食べきる位がちょうど良いのです。

で、栗園さんからは
「なーんだ 遠慮せずに電話くれればよかったのに。」
「はい 今度は桜の咲くころにお電話しますね。蕨がなくてもお花を見せていただきたいし。」
「いつでも来ていいのよ~」
「では、栗拾いと同じに、連絡なしで乱入しちゃいます。」
「いーわよー。ない時はないということで:笑」
「今度は秋ですから、ご主人に里いもとサツマイモ植えてくださいって、お願いしてくださいね♪」
「言っとくわ。そう言ってもらうと喜ぶし。」


ということで、春の行事 また一つ増えました。
桜の咲く頃、蕨が出て、クマガイソウやイカリソウや二輪草が咲き乱れ、まるで自分の田舎のように荒らしまわってしまうのですけれどね(^^;;
沢山の山野草を育てておられるご主人の庭は、いつも見ごたえがあるんですよ。


四季折々 季節の移ろいに応じて楽しめるものがある。
本当に日本って素晴らしい国だと思います。
せっかくそんな国に生まれたのですから、季節を愛で、風流を楽しまなくてはもったいないですよね。


我が家もボタンが終わって、芍薬の季節になりました。
ちゃんと愛でてあげないと(^^)
(黄色のハイヌーンと白だの赤だののボタン。気がついたら咲き終わってました:涙)




コメント (2)
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