virtual"the elf"

神戸の舞子,海岸近くのelf。'04幕を下ろし、その秋仮想空間にてゾンビのごとく甦る。マスター谷口の世界へ酔うこそ!

わん!

2006-06-14 10:24:45 | 行ってきました
明延から神子畑まで一円電車では6kmほどですが、車だとぐねぐね山道を南下してから東に向かう数十分。
その途中、車の下から聞こえる音が気になって道脇のスペースに止めて、下を覗き込んでいたら、道路をワンちゃんが歩いてきた。
何かがひっかっている様子もなく、路上の物を踏む音? また走って様子をみればいいか~と思っていたら少し離れた道路上でワンちゃんはこちらを向いていた。
"そんな所で・・危ないよ~!"と「おいで、おいで」と呼んでもじっと立ったまま。田舎の放し飼いでひとり散歩なのかな~と思っていたら、数メートル先の斜面を登って、今度は5mほど上から僕達を見おろしてる。
「あれ~ぇ?首輪してなかったなあ」
じっとしたままなので、あきらめて出発。そしたら30mほど先の"ようこそ○○町へ"看板のところに何かヘンテコな看板が一緒についてた・・・
「今の看板、犬ちゃん日記・・って書いてた!」
「大ちゃん日記ちゃうん?」
「犬ちゃんやった!」
で、その先に車を止めて、見に行ったら
 え~? 13年も居着いてるノラ!
なるほど~、そういうことやったんかあ。ノラで人を警戒してたのかあ。で、ここに看板が付けられているちゅうことは"町公認ノラ"?(だったらいいのですが・・)
それにしても周りに民家はなし。看板の先は町境のトンネル。何処で寝てるんやろっと近くにある無人小屋を覗いたら中に水とドッグフードがありました。よかった。でも窓ガラスが割れてて冬は辛そう。
そうこうしてたらトンネルから出てきた車が、先ほどの場所に止まって、おばさんが何やら地面に置いて立ち去った。お~、食べてます。
人に近寄らないので、餌のお世話しかしようがないのですねぇ。
あ~、こっちに来た~。でも15mほど距離をおいたまま。
目が合うとこれくらいの距離を保ちます。
お菓子をおいてやっても、遠巻きにうろうろしてなかなかこちらに来ません。
車に乗ったら、姿が見えないので近づいてきてパクッと食べました。
 お菓子おいしかった?

トンネルに向かって走りだしたら、入り口のところまで後を追ってきました。

かわいそうに・・。犬も猫も野生にはなれないのに。もっと民家に近いところにいたら、だんだん慣れて誰かに飼われるようになっただろうに・・。