virtual"the elf"

神戸の舞子,海岸近くのelf。'04幕を下ろし、その秋仮想空間にてゾンビのごとく甦る。マスター谷口の世界へ酔うこそ!

家で玉子焼き

2011-03-18 08:12:30 | Foods&Drink
まず、東日本大震災で被災された方々にお見舞い申し上げます。

神戸生まれ、育ちで東日本にはあまりご縁がなく・・直接的には二人だけ。
ともに不便な生活を送っているとのことでしたが、
岩手・北上市に住むうちの奥様の伯父夫妻は無事で、栃木・宇都宮の友人一家も無事でした。
はやく電気・水道・ガスのインフラが復旧することを祈るばかりです。

津波は実に恐ろしいものです、を実感した今回の地震。
"TSUNAMI"が世界中通用するくらいなんですから、この経験を本気で今後に生かす日本にならなければいけませんねぇ。

16年前の冬、我が家は電気だけが通じて、水道が1ヶ月、ガスが1ヶ月半使えない時期がありました。
食事は"チン"・"トースター"・"カセットコンロ"を活用したら食べれるのですが、問題は「食器洗い」。
車で出かけて、並んで、二つのポリタンクで汲んできた水をおいそれと使うわけにはいかず・・・
餅を焼いたり、カップラーメン、レトルトものをよく食べてました。
水を使うときは洗面器に入れ、使ったあとは必ずトイレのタンクに入れる、といったぐあい。

あるとき、無料開放していた近場温泉に車で行った帰り(ここも1時間以上外で並ぶのですが)
お風呂でさっぱりしたあとに、温かいものが食べたいなぁ~と思って"O将"に行って「餃子」を注文したのですが、
熱い餃子のなんとも美味しかったこと!!
何も考えずにのびのびと、ストレスのない普通の食事をするがなんとも贅沢で、こりゃ幸せ~!とすら思いました。
地震後、初の外食でした。

その後、この贅沢な幸せがやみつきになって、何度かこのパターンをくり返したため、
「おいしいな~!」から、従来の「O将の餃子の味~・・」に戻りました。

頭の写真:昨夜TV見ながら、我が家で「玉子焼き」。温かい食べものの"アリガタミ"を思い出しながら・・
       チョコッとソース!"長田風"はしませんでした。我が家はやっぱりダシだけですねぇ。