●次元俳句0203・反射(空間)07・土肥あき子01・2014-11-30(日)
○「鏡中に天地無用の冬の空」 (『鯨が海を選んだ日』2002) (土肥あき子01)
○季語(冬の空)
【鑑賞】:地べたに上を向いて置かれた鏡でしょうか。冬の青空が映っています。ひっくり返してはいけない「天地無用」の冬空が地面に映りこんでいるのです。
○土肥あき子(どいあきこ)
○好きな一句「地球儀のなかは空洞冬うらら」02
○季語(冬うらら)
【Profile】:1963年、静岡県出身。「鹿火屋」同人。2000年度鹿火屋新人賞受賞。「ににん」編集人。2012年→中田尚子、→山崎祐子、→茅根知子の4人で「絵空」創刊。
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土肥あき子掲載句
03好日や葉書で掬ふ花の種(花の種・春)〈特集327・郵便俳句1-6〉2017/4/20
04秋麗のをんなに涙袋かな(秋麗・三秋)〈五体551・涙袋1〉2021/10/5
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