○五体俳句0207・手012・澁谷道01・2014-12-30(火)
○「手から手へあやとりの川しぐれつつ」(澁谷道01)
○季語(しぐれ・冬)
【鑑賞】:子どもの頃誰しもが一度はやったことのあるあや取り。「箒」や「橋」や「梯子」などの形。さらには二人で手から手へ移して作った記憶。
○澁谷道(しぶやみち)(1926~2022)
○好きな一句「米袋ひらいて吹雪みせてあげる」02
○季語(吹雪・冬)
【Profile】:京都市下京区生まれ。小児科内科澁谷医院を開設。京大在学中、教授→平畑静塔に俳句を、のち→橋間石に連句を師事。「縄」「夜盗派」などを経て1977年→金子兜太の「海程」入会、同人。第18回海程賞。1996年「紫薇」創刊代表。現代俳句協会賞、蛇笏賞他受賞。
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澁谷道掲載句
03うれしさは老いて春着る臙脂墨(春・三春)〈色彩571・臙脂墨1〉2022/2/23
04なにゆゑの壊滅春を待つ東北に(春を待つ・晩冬)〈次元俳句691・季節(時間)8〉2025/3/11
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