●五感俳句359・聴覚90・山川幸子1・2017-11-27(月)
○「寒柝の音聴いてをる湯舟かな」(山川幸子1)
○季語(寒柝・三冬)(「俳句αあるふぁ2016年12-1月号」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「火の用心」の寒柝(かんたく)の拍子木の音。「燐寸一本火事の元」と続くのが一般的だった呼びかけの声。それを夜の湯船で聴いている。
●山川幸子(やまかわゆきこ)
○好きな一句「真つ白と言ひ真つ暗と言ふ雪夜」2
○季語(雪夜・晩冬)(「俳句四季201601」より引用)
【Profile】:1984年「同人」会員となる。1993年「同人」同人。900号記念に於いて俳句部門優秀賞、随筆部門最優秀賞受賞。2002年「同人」編集長。2008年「同人」8代目主宰継承。2015年俳人協会評議員。
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