●次元俳句0115・宇宙(空間)02・相馬遷子・2013-02-03
○「あをあをと星が炎えたり鬼やらひ」(相馬遷子01)
○季語(鬼やらひ・冬)
【鑑賞】:2月3日の節分(鬼やらい)です。板の間に豆のこぼれる音が響きます。冬の行事ですが、春はもう、すぐそこまで来ています。(「山国」)
○相馬遷子(そうませんし)(1908~1976)
○好きな一句:「日陰ればたちまち遠き花野かな」02
○季語(花野・秋)
【Profile】:長野県野沢生まれ。東京帝大医学部卒。市立函館病院内科医長を経て郷里佐久市野沢にて開業医。東大病院で→水原秋櫻子から俳句の指導を受け、1940年「馬酔木」同人。また→石田波郷に兄事して「鶴」同人を兼ねる。昭和32年「馬酔木」賞。昭和44年俳人協会賞。
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相馬遷子掲載句
03わが山河いまひたすらに枯れゆくか(枯れ・三冬)〈特集俳句462・地理用語1(山河)〉2019/12/28
04わが山河まだ見尽さず花辛夷(花辛夷・仲春)〈特集俳句524・いろは俳句2-3(わ)〉2021/3/28
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