○色彩俳句545・紅22・夫馬基彦01・2021-08-25(水)
○「畳まれし喪服の上の紅一つ」(夫馬基彦01)
○季語(無季)(「→夫馬基彦の風人通信」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】
【鑑賞】:無季ではあるが鮮やかな色彩俳句。黒の喪服の上の口紅。紅の部分が引き込まれた状態であれば金色や銀色に光る筒が見えているかも知れない。
○夫馬基彦(ふまもとひこ)
○好きな一句「昼の虫五十回忌の経を聞く」02
○季語(昼の虫・三秋)(引用同上)
【Profile】:1943年愛知県出身。小説家、連句人(俳号南斎)。33歳のとき「宝塔湧出」で中央公論新人賞。「緑色の渚」で第97回、「金色(こんじき)の海」で第98回、「紅葉(もみぢ)の秋の」で第99回芥川賞候補となる。(「夫馬基彦の風人通信」より抜粋引用)
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